50代、憂うことをやめてポジティブに
「なにかと憂いがちですよね、私たちの年代って…」
そう言われてみれば確かに、口を開けばなにかしらに対する不安や心配を口にしているような…。
●視界を狭めてしまうから不安や心配は口にしない
すべての画像を見る(全5枚)「私も以前は、『今の若いもんは…』なんてよく憂いていました(笑)。でもそういうときって、無意識のうちに不安や心配を感じる対象を排除しようとするのか、相手の悪い部分しか見えなくなっているんですよね」
そんなタイミングで聞こえてきた、「私は若い人を信じているよ」という知人の声。ハッとした大平さんは、考え方を変えてみようと思ったそう。
「『よし私も!』と若い人を信じてみたら、相手に興味がわき、いいところがたくさん見えてきて。老後のことなど憂いたくなることもありますが、頭から否定して憂うのはやめようと思っています。その方が毎日をポジティブに、楽しく過ごせるはずですから」
●服が似合わなくなったら変わるチャンス!
急に服が似合わなくなったとき、ミナ ペルホネンの朱色のワンピースに出合ったという大平さん。
「派手すぎると思ったけれど、すすめられてチャレンジしてみたら、すごく顔色がよく見えて。この服がきっかけで明るい色の服を着るようになり、おしゃれの幅が広がりました」
服に合わせてアクセサリーを楽しみたいから、手軽に買えるプチプラアクセがお気に入り。
「高いアクセサリーはすっかり買わなくなりました」
『これからの暮らし by ESSE vol.05』では今回紹介した以外に、50代~60代の暮らし上手さんが「やめてラクになったこと」、老けない美容とファッション、どっちがおトク?、夏野菜おかずレシピなど、暮らしに役立つ情報が満載。