●4.「できる時間」から「取りかかる範囲」を決める
すべての画像を見る(全5枚)とはいえ仕事や家事もあるので、ものを手放すことばかりに集中できる時間はそう長くは取れません。
なので、まずはかけられる時間を考えて、ものを減らす場所を決めるのがおすすめです。ものが少ないほど達成感がある狭い空間から始めてみて、それをコツコツと続けるイメージ。
一気に丸一日かけて、などは難しい50代。無理をせず、あくまでもその日完結できる範囲を目標にするといいと思います。
●5. 利益よりも時間を優先する
せっかく買ったものは、リサイクルなどでの販売額も気になるし、できればある程度還元も欲しいところ。でもこれに固執しすぎると、なかなかものは減りません。
どうにか有益に手放そうと費やす長い時間や、物置になった部屋のスペースの方がもったいないと考えられると、ものをため込む生活から脱却する光が見えてきます。
片づけや廃棄のサービスを利用するというのも手です。これから快適に過ごすための時間を買う、といった意識になると、早く手放すことができるのではないでしょうか。
ものを持つことが100%悪いわけでもないですし、今回ご紹介したのはあくまでも私の考えで、すべての方に有益というものではありませんが、ものをため込む生活に疲れたり悩んだりしている方にとって、なにかのきっかけになるといいなと思います。