朝、体が重くてすっきり起きられない。そんな毎日が続いていたら、自律神経が乱れている可能性が。 朝に行うピラティスなら約2分体を動かすだけで、自律神経が整って一日じゅう元気に過ごせるんです。
朝が弱い人におすすめのたった2分の習慣とは？
朝起きたときに、ボーッとして動けない…なんてことありませんか？ そんな人は目覚めてすぐの「朝ピラ」がおすすめ。
「目覚めたらベッドから起き上がる前に、呼吸に合わせて体を動かすのが朝ピラティス、通称“朝ピラ”。寝ている間にかたまった関節が徐々にほぐされ、全身の血のめぐりがよくなります。朝2分の習慣で自律神経が整い、一日じゅう元気に過ごせますよ」と話すのは、骨格矯正ピラティストレーナーのmieyさん。
1つたった20秒、ベッドで寝たままできるポーズを組み合わせ、合計約2分行うことですっきり目覚められる「朝ピラ」のなかから、今回は運動が苦手な方や体が重い日にぴったりな3つのポーズをご紹介。この3つだけでも効果を感じられますよ。
●自律神経が整って、下腹ぽっこりも改善！「カエル足深呼吸」
朝、起き上がる前に深呼吸をして自律神経を整えて。腹式呼吸でおなかを膨ませたり、へこませたりすることでぽっこりとした下腹の改善につながります。（所要時間20秒）
＜STEP＞胸とおなかに手を当てて、深い呼吸を繰り返す
あおむけになり左右の足の裏を合わせ、おへそと胸の上に手を置く。足の裏がつかない人は無理にひざを開かなくてもOK。息を深く吸って吐きながら、腰とベッドの隙間をつぶして、おへそを背骨に近づけるイメージで。自分のペースで20秒間繰り返す。
●むくみを解消し、歩きやすさアップ！「股関節まわし」
寝ている間にかたまった股関節を大きく動かして、筋肉をほぐしながらリンパの流れを促します。一日じゅう、むくみづらい脚に！（所要時間20秒）
＜STEP1＞両手で両ひざを抱きかかえる
あおむけになり、両手で両ひざを抱きかかえて、肩の力を抜く。
＜STEP2＞股関節から大きく両脚をまわす
股関節から両脚を大きく外側へ3～4回まわす。
次に内側に3～4回まわす。自分のペースでゆっくりと20秒繰り返す。
●猫背を改善し、正しい姿勢へ導く！「犬のポーズ」
肩甲骨を寄せて丸まった猫背を伸ばし、下がりがちな体の重心を引き上げて自律神経を整えます。ぽっこり出たおなかもペタンコに。（所要時間20秒）
＜STEP1＞上体を前に倒して両手をのばす
正座の姿勢から、両腕を前にのばしながらゆっくりと上体を前に倒し、おでこを床につける。
＜STEP2＞お尻を突き出して胸は床に近づける
つま先を立てて足を腰幅に開いてひざをつき、お尻は天井方向に突き出しながら、胸を床に近づけて肩甲骨を寄せる。20秒キープ。
ESSE9月号では、紹介した以外にも、反り腰や、ヒップアップに効果的な朝ピラを紹介しています。さらにブームとなっている「モーニングノート」のつくり方や、藤井 恵さんが提案する冷凍OKのトーストとおにぎりのレシピも！
「毎日バタバタで余裕がない」「もっと自分の時間が欲しい」…という悩みを解消し、毎日を心地よく効率的に過ごすヒントが満載です。
