SNSでも盛り上がっている昭和新婚ラブコメ『波うららかに、めおと日和』。ドラマの主演を務める芳根京子さんは、結婚後初めて顔を合わせた新妻・江端なつ美を演じています。目線の落とし方ひとつにも「なつ美らしさ」を追求する芳根さんに、原作へのリスペクトやドラマの注目ポイントを取材。さらに、なつ美の夫・瀧昌と役柄を演じる本田響矢さんの印象も伺いました。
思わずほっこりする、昭和新婚ラブコメドラマ
昭和11年の日本を舞台に、結婚式のあとに初めて顔を合わせた新婚夫婦の、はがゆくも愛らしい“結婚から始まる恋”を丁寧に描くハートフル・昭和新婚ラブコメ『波うららかに、めおと日和』。昭和レトロな雰囲気と、初々しい夫婦のやりとりが視聴者の心をほっこりさせています。主人公の新妻・江端(えばた)なつ美を演じているのは芳根京子さん。原作は、漫画アプリ『コミックDAYS』に連載中の、西香はちさんの同名コミックです。
「原作がとてもすてきで心奪われました。ドラマには原作と同じシーンがたくさんあるので、原作を常に持ち歩き、目線の落とし方ひとつでも、どうしたらなつ美らしく見えるかを細かくチェックしています。実写化するうえで、原作から最大のヒントをもらっているという気持ちで、なつ美とともに生きていけたらと思いながら演じています」(芳根さん、以下同)
瀧昌のギャップに「愛おしさを感じてもらえると思います」
なつ美の夫・瀧昌(たきまさ/演:本田響矢さん)は、帝国海軍の中尉。生真面目で無愛想にも見えますが、じつは女性への接し方が不慣れで、気持ちをうまく伝えられません。しかし、不器用ながらも瀧昌なりの優しさがなつ美の心に響き、2人は少しずつ心を通わせていきます。劇中では、ぶっきらぼうな態度をとっているものの、内心ではあたふたしている瀧昌の心の声が入り、ギャップ萌えする人が続出しています。
「視聴者の方には瀧昌さんの心の内が全部見えているので、そのギャップに愛おしさを感じてもらえると思います。まっすぐで、曲がったことが嫌いだという人柄も信用できて魅力的です。本田さんはキラキラして吸い込まれる瞳をもっている方。お芝居に対して真摯に向き合う姿もすてきだと思います」