●ポイント4:生き物なので、いつも同じようにはでき上がらない
粉末種菌でつくり始めるとき、早いと24時間くらいでヨーグルトができ上がることもありますが、ゆっくり発酵するときは48時間程かかることもあります。
固さも温度に左右されがちで、まちまち。牛乳に粉末種菌を入れた後によく混ぜて、ダマがなくなり液状になった状態でつくり始めると、きれいに固まりやすくなります。しかし、なかなか固まらないからと途中で振ったり混ぜたりするのは避けて。食べても問題はないですが、ゆるい状態のままになってしまいます。
また、ヨーグルトは急に固まるので、心配になっても次に見たときには固まっていたりします。温度にもよりますが、48時間程度は、そうっと様子を見守ってください。
味についても酸味が強いこともあれば、まろやかなこともあります。酸味はヨーグルトの特徴ですので、多少すっぱくても問題ありませんが、舌がピリピリするような刺激を感じたら食べてはいけない状態です。
乳酸菌は生き物なので、元気がいい日もあれば、のんびりしているときもあります。そのときどきの元気や成長を感じてみてください。