白色の壁紙なら、自分でもメンテナンスしやすい

2階の階段回り
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筆者は色つきの壁紙に憧れていました。白だとありきたりだから、グレーとかベージュなんかいいかも、と。しかしこの家では、結果的には白色を選びました。

理由は、「白色だと家全体が明るくなる」と設計士さんに強くすすめられたから。彩度によって印象の違いはありますが、ほかの色に比べ、白は家全体が明るい印象になります。

おまけに、今回こうやってメンテナンスしてもらって、白色にしておいてよかった、と改めて実感。白色だと補修がしやすいというメリットもあると気づけたからです。

実際業者も「色のついた壁紙だと、それにあったコーキング剤を持ち合わせていないこともある」と言っていました。

今回のような室内の壁紙(天井とのつなぎ目や、建具と壁のつなぎ目など)であれば、ずっと直す様子をみていましたが、全然自分でもできそうだと感じました。そうすれば、点検のときまで待たなくてもいい。キッチンも今回チリ切れが多かったので、汚れる前に自分で直せたら安心です。

しかも、押しピンの穴やちょっとしたキズなどもコーキングで修復できます(子ども部屋に結構な数があるのです!)。壁紙が白だと修復してもかなり目立ちません。白色のコーキング剤は、そもそも入手しやすいのも強みです。

 

寝室のアクセントクロス

もし、色がついた壁紙がベースになっていると、コーキング材も色がついたものを探さないといけません。微妙な色味の違いがあれば、補修しても目立つ可能性も。

壁紙を選ぶ際、たくさん種類があったことを思い出し…。もし、変わった色の壁紙を採用していたら、色のあうコーキング剤を見つけるのが大変なところでした。

じつはわが家の寝室には、一部グリーンの壁紙を使っています。天井やほかの壁との境は白いコーキング剤で目立たず修復できますが、もしもこの緑の面に、チリ切れが生じたら、ちょっと大変かも!?

ということで、今回のチリ切れを体験して、壁紙の色は「普通の白」をメイン使いにしておいて正解だったと感じました。チリ切れはこれで終わるわけでなく、暮らしていると高い確率でまた起こるそう。実際筆者は、築40年を超える実家でも見かけます。

このように、白色の壁紙はとても扱いやすいもの。たしかに汚れは目立ちますが、自分でメンテナンスしやすいのは魅力です。それに子どもたちがキズをつけても、「自分で直せる」なら、ちょっとだけおおらかに、受け止められる気がします。

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