主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは、安くておいしい旬野菜を使ってみるのはいかがでしょう。季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。
オクラのおいしさを再認識する絶品おかず
ここでは、人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単で手軽につくれる夏野菜の副菜レシピを教えてもらいました。
●オクラとろろワカメ
すべての画像を見る(全2枚)とろとろ×ネバネバのスタミナ小鉢。
【材料(4人分)】
- オクラ 8本
- 長イモ、ワカメ(塩蔵・戻したもの) 各100g
- 塩 少し
- A[だし汁1/2カップ 薄口しょうゆ、みりん各大さじ1]
- いりゴマ(白) 適量
【つくり方】
(1) ワカメはひと口大に切って氷水につけ、シャキッとさせて水気をきる。オクラは塩をまぶして板ずりする。さっとゆでて氷水に取り、水気をきって薄い小口切りにする。長イモは皮をむいて包丁でたたき、とろろ状にする。
(2) ボウルに(1)のオクラ、長イモ、Aを入れ、よく混ぜて塩で味をととのえる。
(3) 器にワカメを盛り、(2)をかけてゴマをふる。
●オクラとしらたきの煮びたし
長くおくほどだしの風味がしみるヘルシー小鉢。冷やしてどうぞ。
【材料(4人分)】
- オクラ 8本
- しらたき 1パック
- 塩 少し
- A[だし汁2カップ 薄口しょうゆ、みりん各大さじ2]
- カツオ節 5g
【つくり方】
(1) オクラは塩をまぶして板ずりする。さっとゆでて氷水に取り、水気をきってひと口大に切る。
(2) しらたきは熱湯で1分ほどゆで、ザルに上げて食べやすく切る。
(3) 鍋にAと(2)を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止めて冷ます。(1)を加えて冷蔵庫に30分以上おく。器に盛り、カツオ節をのせる。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
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