6月16日にオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。お休みの日や今年の夏休みのお出かけ候補地として考えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ただ、本日オープンということもあって、施設内の様子は謎が多いですよね…。
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」はとにかく驚きの連続…!
すべての画像を見る(全29枚)そこで、今回はベールに包まれたスタジオ内を今回はESSEonline・アミューズメント担当編集Yが徹底取材! 話題の“魔法ワールド”を体験してきました。
●ホグワーツ魔法魔術学校が存在していた!!
としまえんの跡地にできた「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター(以下、スタジオツアー東京)」は、映画『ハリー・ポッター』や、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの制作舞台裏を体験できる、ウォークスルー型の新しいエンターテインメント施設です。
施設内に入り、まず通されるのがこちらの重々しい雰囲気漂う扉の前。「なにかが起こるのでは…?」とワクワクして待っていると、扉がオープン。
すると、そこには映画でおなじみのホグワーツ城の「大広間」のセットが登場! スタジオツアー東京では、この大広間のように、映画でおなじみのセットに実際に足を踏み入れられ、中を自由に見学することができます。
ただ、『ハリー・ポッター』の屋内型施設としては世界最大規模のスタジオツアー東京を全部見て回ろうとすると、なんと4時間以上かかることもあるのだとか。その世界観をすべて伝えたいところですが、今回は編集Yが気になった場所をピックアップしてご紹介します。
【大広間】
まずは、入学式や祝宴、魔法対決など、数々の名場面の舞台となったこの大広間。木製のテーブルや置かれている食器など、どれも映画でみたことのあるものばかりで、テンションが上がります。
正面には魔法学校の先生たちを発見。すべて等身大で、ハグリッドの大きさと、ダンブルドア校長のカリスマ性が際立っていました!
施設内は“インタラクター”と呼ばれる案内係からセットについて教えてもらいながら、隅々まで見学していきます。
インタラクターはとにかく知識が豊富で、無邪気に「この床は本物と同じなんですか?」と聞いたところ、「本物のセットと同じ“ヨークストーン”と呼ばれる石を使っています。ヨークストーンは、イギリスの多くのお城で実際に使用されていて耐久性のある素材なんですよ」と、想像以上の返答が…!
食器がずらりと並べられたテーブルを見ていると「HP.」と彫られた文字を発見。「まさかこれはあのハリー・ポッターの席ですか!?」と興奮気味にインタラクターさんに尋ねると、「そうかもしれませんね」と満面の笑みが。
「もしかしたらここにハリーが座っていたかも…」なんて、いろいろ想像しながらドキドキを楽しむことができるのも、このスタジオツアー東京ならではのポイントです。
【グリフィンドールの談話室】
つづいては、「グリフィンドールの談話室」。この談話室はハリーが「人生で初めて家を体験する場所」です。そのため、セットは“華やかさ”よりも、居心地のいい空間となるようにデザインされています。なお、このセットでいちばんこだわったのは“暖炉”とのことですが、ぜひその理由はスタジオツアー東京を訪れて聞いてみてくださいね。
ここで編集Yが仕入れた小ネタをひとつ。談話室ではハリーとロンの姿が見え、その洋服は『賢者の石』で着用していたものですが、部屋自体にはいろいろなシリーズのものを展示。そのため、小物にも注目してみると「あのシリーズのかも!」なんて一緒に来た人と盛り上がることができます。
さらに、ハリーとロンの後ろの壁に注目してみるとそこには“GIRL”と書かれた文字を発見。ということは、うしろには女子寮があって、きっとハーマイオニーと待ち合わせているのかな…なんて想像もできますよね。
また、「スリザリンの談話室」もあるので、グリフィンドールの雰囲気と比べてみるのもおすすめです。