主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方が多いのではないでしょうか。そんなときは安くておいしい旬野菜を使いましょう。季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単で手軽に作れる副菜レシピを教えてもらいました。
トロトロのナスに味がしみこんだ絶品おかず
日本料理店『賛否両論』の笠原将弘さんに、旬のナスをよりおいしく食べる簡単レシピを教えてもらいました。
●ナスと豆腐のゴマダレかけ
すべての画像を見る(全2枚)豆乳入りのゴマダレであっさり食べやすく。
材料(4人分)
- ナス 2個
- 豆腐(絹ごし) 1丁
- A[マヨネーズ 大さじ3、すりゴマ(白)大さじ2、酢、ゴマ油、砂糖各大さじ1、塩小さじ1/2]
- 豆乳(成分無調整) 3/4カップ
【つくり方】
(1) ナスはヘタを除いて皮をむき、縦4等分に切る。沸騰した湯で1~2分ゆでて火をとおし、湯をきる。豆腐はひと口大に切る。
(2) ボウルにAをよく混ぜ合わせ、豆乳を少しずつ加えて混ぜる。
(3) 器に(1)を盛って(2)をかけ、一味唐辛子をふる。
●ナスのみそ炊き
煮汁の中で冷まして、じんわり味をしみ込ませます。
材料(4人分)
- ナス 4個
- A[だし汁 1と1/2カップ、みりん 大さじ3、みそ 大さじ2、しょうゆ 小さじ1]
- ショウガ(千切り) 15g
【つくり方】
(1) ナスはガクを除き、縦に切り目を数本入れる。
(2) 鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったら(1)を加えて弱火にし、アルミ箔をかぶせて20分ほど煮る。途中でナスの上下を返す。
(3) 火を止め、常温になるまでそのまま冷ます。ひと口大に切って器に盛り、煮汁をかけてショウガをのせる。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)はただいま発売中。