工夫7.交通量が多い場所はトリプルガラスの窓で音を緩和

交通量の多い道路が近くにある家の窓
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交通量の多い道路が近くにある家は、クルマの走行音が気になるものです。

「外の音が気になる場合は、窓にトリプルガラスを取り入れると効果的です。3枚のガラスにはさまれた2つの中空層により、外の音が緩和されます。次に効果的なのが、外窓に内窓を加えるパターン。この場合は、外窓と内窓の距離は10cmほどあるほうが、複層ガラスよりも音は静かになります」

 

工夫8.海辺の景色を楽しみたければ大きなフィックス窓

借景を楽しむ窓

海が広がる雄大な景色を家の中で楽しむには、海沿いの家ならではの工夫が必要です。

「せっかくの景色なので、サッシで視界をさえぎらないように、大きなフィックス窓を取りつけるといいでしょう。海から吹きつける風が強いため、引き違い窓を取りつけたとしても、あまり開閉することはないと思います。それよりも、フィックス窓のサイドに、細い縦すべり出し窓を組み合わせましょう。必要に応じて採風ができるので便利です」

※イラストはイメージです

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