フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。

そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! この連載では、日々の料理を楽しむために「志麻さんが本当に伝えたいこと」をレシピと一緒に伝授します。今回のレッスンテーマは、旬のナスを使った「豚バラとナスの梅みそ炒め」です。

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志麻さんの「豚バラとナスの梅みそ炒め」。ポイントは肉と野菜の別炒め

志麻さんの肉野菜炒めをおいしくつくるコツ
志麻さんの肉野菜炒めをおいしくつくるコツ
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簡単にできておいしい「肉野菜炒め」。フライパンで一気につくる簡単おかずのイメージですが、少しの工夫で仕上がりが断然変わってくると志麻さんは言います。さらにおいしくつくるコツを教えてもらいました。

<ポイント1>肉・魚と野菜は別々に炒める

「いちばん大切なポイントは、肉と野菜を別々に炒めること。肉と野菜は火のとおり方が違うので、同時にベストな状態で炒め上げるのはとても難しいのです。魚と野菜も同様。別炒めしてあとでさっと合わせれば、手軽に、そして確実においしく仕上がります。

さらに、別炒めのいいところは、具材別に味つけの濃淡をつけ、食感を生かせること。野菜は塩をふると水気が出るので、あくまで軽めにシャキッと、代わりに肉にはしっかりふるなど、メリハリもつけられます。

<ポイント2>調味料を加えたら、手早く炒め合わせる

入れる

調味料を加えてから時間がかかると、野菜から水分が出てべちゃっとしてしまうので、手早く炒め合わせるのも重要。