サッシの種類。質感や風合いにこだわって!

サッシの種類
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ガラスを支えるサッシには、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシ、木製サッシなどがあります。

アルミ樹脂複合サッシは、異なる素材の特徴を生かしてつくられたもの。屋外側は軽量で耐久性能に優れたアルミ、屋内側は断熱性能に優れた樹脂を用いています。樹脂サッシは、熱伝導率の低い塩化ビニール樹脂を、おもな材料にしてつくられています。

木製サッシは、木ならではの断熱性能を生かしたもの。性能もさることながら、木の質感や風合いが魅力です。

「木製サッシを使った事例がありましたが、熱貫流率が低く、性能的にもとても優秀でした」(鈴木さん)

 

代表的な窓の形状

ガラスやサッシで構成される窓は、開閉の有無や開き方によってさまざまな種類があります。

また、位置によって呼称がついている窓も。たとえば、壁の高い位置に配した窓は高窓、床に接した背の低い窓は地窓と呼ばれます。ほかにも、床から立ち上がり、人が出入りできる引き違い窓は掃き出し窓と呼ばれます。

 

引き違い窓と折りたたみ窓

引き違い窓は、左右にスライドさせて開閉。通風量が調整しやすいのが利点。折りたたみ窓は、左右に引き分けて折りたたみ、開口幅いっぱいにフルオープン可能。

 

いろいろある窓の形状

(左から)片上げ下げ窓は、上の障子は固定された状態で、下の部分が上下にスライドするタイプ。縦すべり出し窓は、左右どちらかを軸に、外側に開くタイプ。角度によって通風量を調節できます。

横すべり出し窓は、上の枠に沿って、外側に向かってスライドさせて開くタイプ。フィックス窓は、開閉しない窓で、採光や眺望に使用。スクエアなど形状はさまざま。

天窓(トップライト)は、屋根に取りつける窓。開くタイプやフィックスタイプなどがあります。

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