話題のダイエットから「効きそう!」と編集部が注目したダイエット法を、読者が試すこの企画。今回は、皮膚のゆがみを正して代謝アップするという「皮膚ねじりダイエット」の効果をレポートします。

部分やせしたい人向きの「皮膚ねじりダイエット」

皮膚ねじりダイエットを行う前と後を比較する画像
下腹がへこまず、二の腕のたるみが悩みだった30代のNさん。2週間続けると、おなかがすっきりし、二の腕も引き締まりました
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●皮膚をねじって全身のゆがみを取り除くだけ

「筋トレや自己流マッサージをしても『やせない』と悩んでいたら、皮膚がゆがんでいるのかもしれません」と、エステ業界のカリスマ・新居理恵さん。

「ゆがんだ骨格を整えたり、筋肉を鍛えても、皮膚がゆがんでいては、すぐに元の悪い状態に戻ってしまいます。皮膚のゆがみを放っておくと、血管やリンパ管が圧迫されて流れが悪くなり、老廃物が排出されにくい体に。筋肉や骨にアプローチする前に、皮膚をねじってゆがみを取ることが大事ばんです。そうすることで血流がよくなり、代謝が上がります。結果、やせやすい体になるんです」

その方法は、皮膚の表面を優しくねじるだけ。
「1日1回、2週間ほど続けるとゆがんだ皮膚の癒着が取れて、むくみや冷えがラクになりますよ」

さらに続ければ、疲れにくくなり、肌がふわふわやわらかく透明感もアップ!ここでは、気になるプルプル二の腕を解消するメニューを紹介します。

【まずは、皮膚のゆがみをCHECK!】

皮膚のゆがみを確認している様子
1:腕をつかむ
2:外側にねじる
3:内側にねじる

腕を動かさず、つかんでいる手だけを動かして皮膚をねじります。外側、内側どちらの方がねじりやすかったですか? ねじりやすい方に皮膚が引っぱられていることになります。

【実践】ぷるぷる二の腕もほっそり!皮膚ねじりダイエット

二の腕は皮膚が内側にねじれて癒着してる場合が多いので、外側にねじって元の位置に戻します。たるみや肩凝りにも効果あり。

【ねじるときの注意】

皮膚をねじる様子

・皮膚の表面だけをねじる

・指と指をくっつけて、手のひら全体を密着させる

・ねじりにくいところは、ねじる回数を増やす

・少しものたりないぐらいの力加減でねじる

誤ったねじり方の様子

・力を入れてねじ込んでいる

・指がバラバラで、手のひらが密着していない

1:脇の下の老廃物を流す

脇の下の老廃物を流す様子

親指以外の4本で脇の下を押しながら、かき出すように10回ほぐし、老廃物を流す。反対側も同様に。

2:手首を回す

手首を回す様子

両手を胸の前で組み、強く握る。手を組んだまま、手首を8の字を描くように大きく回す。

3:手首からひじ下までの皮膚をねじる

手首からひじ下までの皮膚をねじる様子

手首を手のひら全体で包むように優しくつかみ、外側に向かってキュッキュッとテンポよくひじ下まで皮膚をねじる。

4:二の腕の内側の皮膚を外側にねじる

二の腕の内側の皮膚を外側にねじる様子

二の腕の内側を手のひら全体で包むように優しくつかみ、外側に向かってキュッキュッとテンポよく、肩の下まで皮膚をねじる。

5:肩を大きく回す

肩を大きく回す様子

二の腕を手のひら全体でつかみ、皮膚を外側にねじりながら、肩を後ろに大きく5回回す。肩甲骨を意識して回すのがポイント。

6:二の腕の外側の皮膚をねじる

二の腕の外側の皮膚をねじる様子

二の腕の外側の皮膚を手のひら全体でつかみ、皮膚を内側、外側交互に肩の下までねじる。

7:肩の皮膚を左右、上下に動かす

肩の皮膚を左右、上下に動かす様子

肩のやや後ろに反対側の手を置いて、やや強めに指で押しながら、左右、上下に皮膚を動かす。

【私たちもやってみました!】

・冷えや肩凝りも改善!右の二の腕が0.4cm減

「1週間で右腕が0.4cm減りました。冷えや肩のハリも少しよくなった気がします。すごく気持ちよかったので、もう少し続けたいです」(Yさん・滋賀県・34歳)

・肩周りがすっきり!脇の下のお肉も減りました

「お風呂でやっていたのですが、Tシャツを着たときの肩周りがすっきりしました。脇の下のお肉が減ったのには、感動です!」(Sさん・北海道・35歳)

※持病のある方や、現在通院をされている方は、主治医と相談のうえ、お試しください。不調が出た場合はただちに中断し、医師に相談してください。

<写真提供/大同香代子、橋詰かずえ、取材・文/ESSE編集部>