この家でこだわったこと

1.スキップフロアと傾斜天井で立体的な広がりを

ダイニングからインナーバルコニーを見る
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畳リビングから1段分ダイニングの床が上がるスキップフロア。南に向かって高くなる天井も、間口約4.6mの細長いLDKにダイナミックな広がりを与えます。

インナーバルコニーには防火雨戸をつけてあり、室内のように使えるので、夜は雨戸を閉めればリビングの延長としてくつろげます。冷暖房を効かせたい季節は内側のガラス戸を閉め、バルコニーをリビングから切り離すことも可能です。

 

2.北側階段上の天窓で安定した光を取り込む

天窓

階段の上に設けた天窓が、北側からの安定した光の供給源に。白い壁で拡散された光は、LDKはもちろん、階段を通して1階玄関にも光を届けています。

 

3.ベンチを造作しバルコニーをくつろぎの場に

バルコニーのベンチ

リビングに隣接するバルコニーはデッキ張りで、ベンチを造作して憩える環境に仕立てました。こういう仕掛けがあると気軽に出ようという気分になります。

 

4.建物が迫る南側は夜しか使わない寝室を配置

寝室

目の前に高い建物があり眺望がよくない南側も、夜しか使用しない寝室なら問題なし。

 

洗面コーナー

洗面コーナーは寝室への通路沿いに設けて、スペースを有効活用。

 

5.南側の高窓で日差しと空を楽しむ

南側の高窓

傾斜天井の頂部には横長の高窓を設け、南からの温かい光や空の眺めを取り入れています。時間とともに差し込む光が角度を変え、さまざまな表情を楽しめます。

 

6.建具のあけ閉めでバルコニーを柔軟に使用する

建具をあける

バルコニーに防火雨戸を設置することで防火規定をクリアし、内側の窓を木製建具に。

 

建具を閉める

建具のあけ閉めでバルコニーの室内化・外部化が自在にできるのも利点。