プレゼントでもらった財布や、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したバッグ。ブランドものは丈夫で何年も使えますが、愛用しているがゆえに傷んでくることも。元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが、革製品を「お直し」した体験について教えてくれました。
すべての画像を見る(全8枚)「お直し」してよかった!また使えるようになった革製品2つ
娘のバッグを塗り直してもらったお店「革彩都」さん。ほかにもお直しをお願いしてよかった品が2つあります。
●1:壊れたカルティエの財布。直す前に品物をチェックして修理費用を教えてくれる
ひとつはカルティエの財布。若い頃、夫に買ってもらった思い出の品なのですが、壊れたのでしまいこんでいました。
当然カルティエで直すという方法もありますが、一部分だけ直すというわけにもいかず。糸がつながっていればその先まで直す必要があり、思ったよりも費用がかかります。
それに正直、この脇の部分にそこまで…という思いもありました。
一方で革彩都さんでは事前に修理価格を確認できるのがありがたかったです。荷物を送ると事前チェックし、どこまで直すのかLINEで聞いてくれます。「この価格なら出せる」という自分なりの適正価格でしたので、お直しをお願いしました。
この財布は、明らかに壊れている部分のほかに、反対側も「皮がはげています。直すと○○円になります」とお知らせが。考えて、そこは直さなくていいかな…とあきらめました。
片方だけのお直しをお願いし、その分、別のバッグを塗り直すことに。