●下着の捨てどき・見極めポイント6つ

捨てる
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捨てどきの見極めポイントは次のようなことです。

(1)  生地の劣化(色褪せ・毛玉・糸のほつれ・薄くなってきた、など)
(2) ゴムが伸びている
(3) 肩紐が伸びて、ずりおちてくる
(4) ワイヤーが変形し、肌に当たる部分が痛い
(5) レースが弱っている、切れている
(6) 状態がよいように見えても、伸縮性がなくなっている

私の下着がそうだったように、まだ使えるように思っても、よく見るとしっかり劣化している場合があります。今は傷んできたらすぐ次のものに買い換えて、量が一定になるようにしています。

●下着の捨て方

下着を捨てるときは、次のようなことに気をつけていました。
・ワイヤーやフックなどは、本体から切り離す
・ワイヤーを引き抜くときは、端が当たって痛い場合もあるので気をつける
・本体には細かくハサミを入れ3つか4つくらいに分けて袋へ(紙袋や使わなくなった風呂敷などを使って)可燃ゴミとして捨てる

●下着を整理するメリット

下着を減らしたらタンスの引き出しから出し入れしやすくなったのはもちろんなのですが、その他にもよかったことが2つありました。
・数が減ると、洗ってから長く放置していたものを身につけることがないため気分がいい

・数が減ると、量を把握しやすいため、無駄に下着を買ってきてしまうことがなくなる

下着は肌に直接あたるものなので、洗ってあるとはいえ長い間、使っていないものより、数日前に洗ったばかりのもののほうが気分がいいです。また、量が減ると自分が今持っているものが何か覚えていられるため、「あ、今日はまとめ買いしたらお得なのか!」とついつい衝動買いしてしまうようなこともなくなりました。

 

下着はそれぞれが小さいため、片づけやすいです。全部を出して見直すのに、それほど時間も体力も使いません。ぜひ、この春、引き出しからすべて出して点検してみてください。私も「年齢を重ねた今の自分に合う下着は?」と自分に問うことを忘れず、いつでも気分よく出かけられるようにしておきたいです。

 

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