気温や湿度が下がる冬は、インフルエンザや風邪が増えます。ストレスを追い払い、自律神経のバランスを整えて、免疫力アップ! つよい体をつくりましょう。
目白鍼灸院院長・柳本真弓さん、医師の石原新菜さんに、自律神経を整えるコツを教わりました。
自律神経のバランスを整える5つの方法
自律神経のバランスを乱し、不調を引き起こす原因はストレス。質のいい睡眠をとり、体をリラックスモードにして、ストレスを追い払いましょう!
●ヘッドマッサージでストレスを解消
すべての画像を見る(全5枚)ストレスでかたくなった頭にはマッサージが効果的。
「頭頂部は意外と凝っていてあちこちにかたい部分が。頭をきれいな丸にするイメージで、気持ちよく感じる程度の強さで押してほぐしましょう。また、耳の後ろのあたりをもむのも効果的。頭がほぐれると、いつの間にかストレスがスーッと消えますよ」(柳本さん)
●寝る前のスマホ・PCはやめる
寝る直前までスマホやパソコンを見るのはNG。
「スマホやパソコンの強い光は、目の網膜を刺激して交感神経を優位にし、睡眠の質を下げてしまいます。寝る前は見ないようにして照明は暗めにしましょう」(石原さん)
●朝起きたらすぐに日光を浴びる
朝、日光を浴びる習慣をつけるのも免疫力アップのコツ。
「朝起きて日光を浴びると体内時計のリズムが整うため、自律神経のバランスも整います。また、夜には眠りを誘うホルモン“メラトニン”がたくさん出て、ぐっすり眠れますよ」(石原さん)
●笑う
“笑い”には自律神経を整える効果が。
「笑うと緊張がほぐれてリラックスモードに。がん細胞を殺すNK細胞も活発になります。大声で笑わなくても、口角を上げて笑顔をつくるだけでもOK。笑顔は元気の素です」(石原さん)
●寝る前にストレッチをする
寝つきが悪い人は寝る前にストレッチを。
「ストレッチをすると体の緊張がほぐれて血流がアップ。リラックスモードになるので、寝つきがスムーズに。床に座って両ひざを曲げ、足裏を合わせて上体を倒す股関節ストレッチがおすすめ」(石原さん)