この家で気に入っている4つのこと
1.落ち着いてくつろげるリビング
すべての画像を見る(全25枚)どこからでも家族が集まりやすいように、LDKはオープンに。リビングの床はカーペット敷きに。「床に設けた段差で団らんの場としての区切りができ、包み込まれるようなくつろぎが味わえます」(夫)。
2.サイズが大きく開放感のある窓
天井に届く高い窓やL字型のコーナー窓を組み合わせて、大開口を実現。光や景色を取り込みながら開放感を高めます。
ほかにも、玄関の地窓は採光用、キッチンの高窓や階段のフィックス窓は借景と採光用など、目的に応じて窓を使い分けています。
3.室内からも楽しめるテラスの眺め
「LDKからテラスを眺めるだけでリラックスできます」と夫妻。
耐久性のあるセラミックタイルを貼ったテラス。天気のよい日はバーベキューなどを楽しむそう。冬の暖かい日は、ひなたぼっこでのんびりと。
テラスは背面の塀で隣家からの視線をさえぎっていて、プライベート感たっぷり。オーニングやテーブル&チェア、観葉植物で彩り、まるでリゾートのような雰囲気に。
4.意匠を凝らしたレストルーム
壁面のヘリンボーン貼りのタイルが美しい洗面脱衣室は、天井に物干しポールを設置。「クローゼットが2階にあるので、洗う、干す、しまうの洗濯動線が同じフロアで完結します」と夫妻。窓からは隣地の桜がよく眺められるそう。
天然石を用いたアクセントウォールで、重厚感を高めた1階のレストルーム。石壁や天井に組み込んだ間接照明が、空間をはなやかに彩ります。「お店のような雰囲気にしたかったので、お気に入りの空間です」と夫妻。
間取り図と外観について
●間取り図
自分たちらしい家にするため、洗面・浴室を個室のある2階に配置し、LDKの広さを確保。子どもが自室にこもらないように、子ども部屋は小さめにしました。
また、楽しく暮らすために欠かせなかったのが、心が浮き立つおしゃれな空間や家事の効率化。なかでも、内装のデザインや水回りの使い勝手、リゾートのようなテラス、借景が楽しめる窓などは、細部にまでこだわったそう。
●外観
白を基調にチャコールグレーでアクセントをつけ、すっきりとした外観デザインに。
日当たりのよさを生かすため、L字型のコーナー窓を採用。バルコニーの側面をガラス仕様にして開放感を高めています。
玄関。ドアには使い勝手のよい電気錠を採用しました。
キッチンは黒、収納の扉は白にして、スタイリッシュに
「かっこいいキッチンにしたい」(夫妻)という思いから、黒いアイランドキッチンでモダンに仕上げました。天井も黒で仕上げて、存在感のある空間ができました。
キッチンとは対照的に、壁面収納の扉は白に。コントラストをつけた配色でスタイリッシュにまとめています。
休日はキッチンに立つという夫は、「作業台が広いので調理しやすく、料理に対するやる気が増します」。
キッチンの天井は、ダイニングより一段下げて、間接照明による光の演出を楽しみます。階段下は、妻のワークスペース。