後悔1.ちょっとしつこいトイレの内装
すべての画像を見る(全7枚)トイレという狭い空間ならば、内装も思いきって遊んでしまおう。そう思って、居室より少し派手な内装をチョイスしました。それがこちらの「幾何学模様のイエロークロス」×「ヘリンボーン柄のクッションフロア」。
家の中のどこかで使いたいと思っていた黄色と、憧れながらもフローリングでは予算上採用できなかったヘリンボーン。それぞれは気に入っているのですが、トイレという限られた空間の中では、ややしつこい印象に。
もう少しトイレが広ければ、しっくりなじんだかも…とも思います。ただ、この面積の中では「内装の引き算」が必要でした。
後悔2.脱衣所の白いクロスとクッションフロア
前職で見たクライアントの家の内装で、水回りを真白く仕上げた事例がありました。とてもクリーンな空気感だったのが、印象に残っており、わが家もそれを参考に。
トイレのクロスと色違いの幾何学模様の白のクロスに、白に近い、だけれど少し汚れが目立たないことを意識した石目調のクッションフロア。
住んでみた結果、思惑とはほど遠いな…と思いました。その原因はおもに床にあります。
クリーンな印象にしたいなら真っ白に、汚れを目立たせたくないならグレーなど、どちらにするのか方向性をはっきり決めるべきでした。オフホワイトに石目調という選択で、どっちつかずの印象に。
また、クッションフロアは水回りによく使用されますが、わが家との相性はイマイチ。
クッションフロアは耐水性やメンテナンス性の高さに加え、床材のなかでも安価でデザインが豊富であるというメリットがあります。一方で、傷つきやすかったり、劣化が早かったりというデメリットも。
わが家の脱衣所は備えつけの収納がゼロの脱衣所だったため、ワゴンや洗濯機回りのラックなどを置いており、跡がたくさんついてしまいました。少し値が張っても、固く傷や跡がつきにくいフロアタイルを選べばよかったと後悔しています。