止まらない物価上昇や光熱費高騰の影響を受けず、強い家計をつくるには? ESSE誌上で募集した“貯め上手さん”の暮らしに密着すると、こんな時代でも貯まる理由が見つかりました。やりくりの秘訣や、すぐにマネできるコツが満載です!
使うところにはとことん使う!メリハリ使いで楽しく貯蓄する秘訣
すべての画像を見る(全3枚)「貯め上手さん2023」で銀賞を受賞したみねこさん(42歳) は、夫(44歳)、長男(17歳)、長女(12歳)の4人家族です。みねこさんは夫の扶養内で在宅アルバイト(内職)。もち家一戸建て住まい。月々3万円の貯金+残金と、ボーナス(83万円× 2回)の残金から合わせて年間160万円を貯めています。
●みねこさんの家計表
夫から「わが家の財務部長」と信頼されているという、みねこさん。
「手当たり次第の節約はつらいだけ。家族で話し合って、お金をかけるものの優先順位を決めました」
こだわりたい費目にはお金をかけ、こだわりのない費目は節約。メリハリ使いで年間160万円貯まるように。
「お金を使うときは、いろいろ調べて慎重に判断しますが、出すと決めたら迷いません」とみねこさん。夫も「使いたいところにお金をかけているので幸福感が高いです」と家族も納得の幸せな貯めライフを実現しています。
限られた予算で赤字を出さない家計のコツ3
モットーは「使う幸せ・貯める幸せ」だと語るみねこさん。赤字を出さずに貯金をするためのコツを伺いました。
●コツ1 家族とはしっかりお金の話を共有
食事中やリビングで家族がそろうときは、自然とお金の話題になることも。「夫とはもちろん子どもたちとも普通にお金の話をしますね。家族で家計を共有しているから、大きな買い物や旅行にかけるお金はみんなで相談して決めています」
●コツ2 ファイルで細かく「目的別貯金」
冠婚葬祭、病院、学校・ピアノ…など目的別に毎月現金をファイルに入れて先取りし、必要になったら使うというサイクル。「先々必要になるお金を予想して、計画的に貯めているから急な支出であわてることがないし、心置きなく使えます」
●コツ3 ポイントを駆使し、お得に買い物
日用品は1回の買い物で3種類のポイントが貯まるドラッグストアで購入。「ムリなくできるポイ活しかしていませんが、月1500円分くらいポイントを貯めています。そのポイントで誕生日などにちょっと豪華な食材を買っています」
ESSE5月号の特集「密着! こんな時代でも貯めている人」では、ESSE誌上で募集した“貯め上手さん”たちの貯めテクを紹介! すぐにマネできるやりくりの秘訣を、ぜひ参考にしてみてください!