気になる冷暖房の効きも、「少ない廊下」で問題なし
すべての画像を見る(全5枚)2年間住んでみて、音のことより気になることがありました。それは、冬場にリビング階段からの冷気が気になること(コールドドラフトという現象。冷えた空気が階段を伝わって、下に流れてくる)。
ただ、2階の廊下を少なくしたことで、それもかなり抑えることができています。個室のドアを閉めておけば、そもそも冷気や暖気がたまる容積が小さくなるからです。
もっとも、まったく気にならないわけではないので、2階からの冷気を抑えるために、1階の階段の出入り口にロールカーテンを設置しています。これで寒い冬だけでなく、暑い夏も快適に過ごせるのではないかと思っています。
ちなみに筆者の家は、全館空調システムを採用していますが、日中、2階の空調システムは切っています。というのも…。各部屋に家族がいて空調を稼働するのはいいと思います。でも、家族もいないのに空調を稼働させることはもったいないから。
昨今の電気代高騰もあるのでなおさらです。まだ子どもが小さいためリビングで生活することが多く、2階を使うのは夜のみで、日中に2階の空調を稼働させることはほとんどありません。
それに結局、2階の空調システムを切ったところで、廊下が少ないので、影響もないように感じています。
2階の廊下を少なくすることは、リビング階段からの冷気・暖気を抑える方法の1つだと思います。家づくりの参考になれば幸いです。