●年齢と共に性欲が落ち着いてきた私

ベッドの夫
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私自身、もう40代になっていたこともあり、若い頃のようにしたいという感情もなくなっていました。なので、好きでもない夫と夫婦生活なしで暮らすことにはなんの不満もありません。
私になんでも「任せる」と言って、丸投げしたままなにも口出ししてこないのはむしろメリットに感じていたくらいです。完全にATM状態。けれど上の子たちが中学へ上がると、夫の唯一のいいところが消えてしまう事態が発生しました。

●自分の高級腕時計は買う。でも子どもの部活には文句

子どもたちは小学校の頃から、熱心に地元の少年野球に入って練習に励んでいました。中学も自然な流れで野球部に入ったのですが、公立ではあるものの全国大会にまで出るような強豪校。長男は部長、次男はエースとして活躍していて、私も仕事の休みはなるべく子どもたちの試合の応援へ繰り出していました。

けれどこれが思っていた以上にお金がかかるんです。道具もそうだし、遠征など試合のたびに出費がかさんでいきました。そのことに夫が「野球にお金かけすぎじゃない?」と文句を言い始めたのです。

腕時計

なので、私もつい「あなたが趣味で買い集めているロレックスとオメガに比べたら大した額じゃないわよ」と反論。すると、「俺が仕事して稼いだお金なんだよ。わかってる? 湯水のように野球に使うなよ」と言い返してきたのです。

終わったなと思いました。家事もしない、育児もしない、相談にものってくれない、夫婦生活も一切ない…。こんな夫がさらにケチになったら、もういいところナシです。

このときはお金の話だけですんだのですが、夫はだんだんと子どもたちから野球を取り上げるようなことまで言い出し、ついに私が離婚を決意したお話は次回したいと思います。

◆次回のお話はこちら!

「もうお前たちの家じゃないから」出て行った妻子にモラハラ夫の非情な一言:セックスレス・朋美さんの場合6

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