間取り（リノベーション前後）
リノベーション前
リノベーション後
オープンキッチンや左右をあけた間仕切り壁の採用で、南東の3つの窓から光と風を取り込める広がりのあるLDKに。ペットとほどよい距離感を保つため、人だけが使う「玄関→書斎＆ウォークインクローゼット」と、「玄関→洗面室＆キッチン」の動線も設けました。
もふもふボディがかわいいきなこ（5歳）は、人懐っこい柴犬の女の子。LDの床は滑りにくく手入れがラクな、きなこ仕様のフロアタイルに。
回遊動線と充実した収納で暮らしやすさがアップ！
Yさん宅の間取りで特徴的なのは、玄関を入ってまっすぐにLDKへ続く動線のほかに、洗面室を経由してキッチンに出る動線と、書斎＆ウォークインクローゼットを経由してリビングに出る動線の3つのルートが確保されていることです。
LDKの一角には、歴代のペットたちの思い出の品などを飾れる棚を設置。正面のドアの奥は玄関ホール。右手の引き戸はウォークインクローゼットの出入り口で、こちらからも書斎を経由して玄関へ出られます。
愛犬が過ごすスペースを、ペット仕様の内装材を用いたリビングダイニングに限定することで、Yさん夫妻は落ち着いてウォークインクローゼットで着替えたり、買い物帰りに食材をしまったりできます。
リノベーションでペットとの暮らしで起こりがちなトラブルが未然に防げる住まいになり、さらに窮屈さを感じていたLDKに広がりが生まれたことも、うれしい効果だったと夫妻は言います。
収納不足から、以前は大小の収納家具が家じゅうに点在していましたが、つくりつけの収納スペースが充実し、すっきり暮らせるようになったことにも大満足のYさん夫妻です。
システムキッチンはパナソニック製。手前に小ぶりの鍋やお皿を置けるスペースがある、横並び3口のコンロが決め手になりました。右手の造作カウンターは高さがあり、下に食器や食材をたっぷりしまえます。奥には洗面室が隣接。そのまま玄関に抜けることができます。
洗面室側からキッチンを見たところ。洗濯機置き場の背面側に設けた棚が重宝しています。
洗面台は予算内でデザインがいいと感じた既製品に。カウンター下の開き戸の収納が使いにくかった経験から、迷わず引き出しタイプを選びました。
