今、龍神さまがブーム。「龍神さまのご利益があると、開運する、幸せになれる」として龍神さまが祀られている神社などのパワースポット巡りが人気です。さらに、日頃から龍神さまとつながれると言われているのが、「龍神なぞり絵」。
高野山真言宗の尼僧であり漫画家の悟東あすかさんは、「願いを込めてなぞり描くだけで、夢を引き寄せられるのです」と語ります。
悟東さんがすすめる「龍神なぞり絵」について詳しく伺いました。
なぞると夢が引き寄せられる!?龍神なぞり絵
『幸せを呼ぶ龍神なぞり絵』(扶桑社刊)で、龍神の絵を描きおろした悟東さん。初めて龍神さまの存在を感じたのは、仏教に興味を始めたものの、まだ出家するとは想像していなかった若い頃だったそう。
「出家得度(しゅっけとくど=出家の儀式)して学ぶなかで、龍神さまという存在は、人間の身近におられ、気に入った人の後押しをしたり、神仏の手足となって私たちを応援してくださる存在であることを実感するようになりました。尼僧漫画家である私が、龍神さまや竜王さまからのメッセージをもとに調整を重ねて、1枚1枚描きあげたのが、龍神なぞり絵です」
すでになぞり絵には龍神さまが宿っているので、読者はそれをなぞり描くだけ。
「なぞり絵には、とくに決まりごとはありません。どこからなぞり始めてもいいですし、一度になぞらずに何日かにわけてもかまいません。描く時間帯もその人次第ですが、可能なら空気のきれいな午前中がおすすめ。はじめと終わりに手を合わせて合掌してください」
●願いごとを書いて、祈りながらなぞるだけ
使用ペンは好きなものを使ってOK。細かいので筆ペンなら細いタイプがおすすめです。
後ろのページには、龍神さまからのメッセージと願いごとを書ける欄があるので、願いに合わせながらなぞり描いていきます。
絵そのものは切り離せるようになっています。切り離して飾っても。
さらになぞりきったら、ぬりえとして楽しむこともできます。
「龍神さまをなぞり描きすることで、ご自分の飾らない心と向き合って、本来のあなたを実現させてください。そして幸せに向かって龍神さまに思いきり応援していただきましょう」
『幸せを呼ぶ龍神なぞり絵』には、全22枚の龍神なぞり絵が収録されています。年末年始の休暇にゆったり自分と向き合ってみるのもいいかもしれません。