物価高の今、少しでも出費を抑えてみませんか? アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、簡単でつらくない節約のコツを教えてくれました。

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アラフィフからの節約は、「無理しない」のがいちばん。簡単に習慣になる節約のコツをお送りします。

●1:ウエス(古布)を活用しキッチンペーパーを節約

消耗品のキッチンペーパーは定期的に買っている方がほとんどだと思います。でも、意外とコストがかかりますよね。
そんなときは代用品を使って節約しましょう。着古した服、タオル、寝具カバーなどを切った「ウエス」です。私もウエスを使うようになって、キッチンペーパーの使用量が激減しました。

キッチンペーパーじゃないと困る…ということはあまりないです。私の場合、野菜の水分をふくときは、ある程度の大きさや厚みがあり衛生的なので、キッチンペーパーを使います。あとは西京漬けなどの漬けたお魚の表面をふくときくらい。食べものに直接触れるものは古布よりぺーパーが適しています。それ以外は、だいたい布でOK。

古い布をウエスにすることで、ゴミにせず、ものを最後まで使いきる心地よさもあります。布の種類は、Tシャツや肌着などの綿素材のものがおすすめ。油をよく吸ってくれるので扱いやすいです。

切ったウエス
切ったウエスは、ジッパーつき保存袋に入れてキッチンの脇に置いています
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タオルはやや大きめにカットしてキッチン内のふき掃除に。Tシャツなど衣類は小さめにカットして、調理後のフライパンに残った油を吸ったり、食器についた油をふき取るなど使っています。
古布を使うことでゴミを減らせるので、環境に優しいというメリットもありますね。

 

●2:繰り返し使えるカバーで使い捨てラップを節約

食品カバー
ダイソーで購入した、繰り返し洗って使える食品カバー。ほぼ毎日使っています

使い捨てラップは、習慣でずっと使い続けてきました。しかし昨年から、100円ショップのカバーを使ったり、フタつき器を変えるなどの工夫を始めたところ、使い捨てラップは週に数回しか使わなくなりました。

何十年も使い捨てラップを使っていたので、その習慣が消えたのは大きな変化。以前は使い捨てラップを大小2サイズそろえて、それぞれ在庫をチェックし、買い物をしていました。その手間やタスクが減らせてとても快適です。
数か月に一度買っていたものを買わなくなったため、数百円ですが節約になりました。使い捨てのプラスチックゴミが減り、環境に優しい点も、気持ちがよいものです。