●つみ重ねてきた上での森久保祥太郎さんとの共演
すべての画像を見る(全7枚)小野さんは、今回久しぶりの共演となった森久保さんに『エドって小野D(小野さんの愛称)にぴったりだね。なんかDっぽいもん』と言われたのだとか。
「大事なことを言葉が少なくて伝えられなかったり、でも急にふわっと思いが溢れるときもあったり、あとじつは天然なところもあって…そういうのって小野大輔に似てるよって言ってくださって、すごくうれしかったですね。僕自身もエドに似てると感じているところもあって、すんなり演じられたのかなって思います」
また、「返す言葉で言えば、オーフェンはイコール森久保祥太郎なんですよ」と力強くいいます。
「ご本人をおいて言うのもなんですけど、オーフェンって、『森久保さんといえば』で上がってくる代表作だと思うんです。森久保さんはどこまでも軽やかに、でも一歩一歩しっかりとつみ重ねてオーフェンと一緒にこの20年を歩んできたんだろうな。
それが全部つまっているのが今回で言うとナレーションなんです。ナレーションを森久保祥太郎がやっているということがとても意味深い。オーフェンであってオーフェンではない誰かがナレーションをしている。でも、きっとこれは年を重ねたオーフェンなんじゃないかと思わせてくれる。だから、僕はただのいちファンとして最初のナレーションが森久保さんだったのがすごく喜びでした」
●小野さんから見た、森久保さんの魅力
森久保さんとは共演することも多く、長い付き合いだという小野さん。旧知の仲だからこそ、小野さんが感じる森久保さんの魅力とはどんなところにあるのでしょうか。
「とにかく後輩の面倒見がいい人です。どうしたらあんな人格者になれるんだろう、って憧れもあるんですけど、こういう先輩でありたいと思う先輩の筆頭ですね。周りを見てくれていて、声をかけてくれて、背中を押してくれる。
ただ、それだけだとただのいい人じゃないですか? でもご本人が誰よりも尖っていて、誰よりも推進力が強いんですよね。だから、寄り添って一緒に歩いてくれるんじゃなくて、先頭を突っ走ってくれている人。それでいてちゃんと後ろを振り向いてついてきてるか、気にしてくれる人です」
そのかっこよさは思わずため息が漏れるほど。小野さんも「めちゃくちゃくかっこいいんですよ! ちょっとかっこよすぎてしんどい(笑)。女性ももちろん好きだと思うけど男が憧れる男です」と微笑みます。