寒さで手足が冷える冬は、なかなか寝つけずに、朝すっきり起きられないことも。健康の要となる睡眠をよりよいものにするための睡眠環境のつくり方を快眠セラピストの三橋美穂さんに教えてもらいました。
年々眠りが浅くなるのはなぜ?
すべての画像を見る(全4枚)若い頃はぐっすり眠れていたのに、年齢とともに眠りが浅くなり、悩みが増えてきたという読者が多いよう。その理由は?
「睡眠時間は加齢により短くなるのが一般的です。加えて、女性は更年期を迎えると、女性ホルモンの低下から自律神経が乱れて、眠りの質が低下。睡眠に悩みを抱えやすくなります」と話すのは、快眠セラピストの三橋美穂さん。
とくに気温が低下する冬は、手足が冷えて入眠に時間がかかるため、睡眠時間が短くなりがち。
「就寝中は成長ホルモンが分泌され、細胞の修復が行われる大切な時間。それが減ると、太る、肌が荒れる、イライラする、疲れがとれないなど心と体にマイナスなことばかり。でも、少し意識するだけで睡眠の質を改善できるんです。睡眠環境と生活習慣を見直して、質・量ともに満足のいく眠りを手に入れましょう」
●要チェック!1個でも当てはまると睡眠の状態が悪い可能性が…
□午前中なのに眠気がある
□だるい、疲れがとれない
□イライラしやすい
□落ち込みやすい