おせち料理の定番「筑前煮」。色々な具材を1つの鍋で煮ることから、家族が1つに結ばれるという意味もあるのだとか。そこで今回は、インスタグラムで日々「キッチンが楽しくなるレシピ」を発信しているおうちごはん研究家のはなさんに、失敗なしの「筑前煮」のレシピを教えてもらいました!
日常の食卓からハレの日料理としても大活躍の「筑前煮」
お野菜たっぷり、味しみしみの筑前煮。日常の食卓にはもちろん、飾り切りなどのアレンジを加えるとお正月などハレの日のお料理としても活躍してくれます。わが家で、毎年お正月につくると家族が「おいしい!」と喜んで食べてくれるお気に入りのレシピをご紹介します。
●味しみしみの筑前煮
すべての画像を見る(全7枚)材料(3~4人分目安)
- 鶏モモ肉 1枚
- A[酒大さじ1 しょうゆ大さじ1]
- 油 大さじ1
- ゴボウ 1本
- ニンジン 1本
- レンコン 1節
- シイタケ 3個
- こんにゃく 1枚
- だし汁 200ml
- 砂糖 大さじ1と1/2
- 酒 大さじ3
- しょうゆ 大さじ3
- みりん 大さじ3
【つくり方】
(1) ボウルに食べやすい大きさに切った鶏モモ肉とAの材料を入れて混ぜ、ピタッとラップをしておく。
(2) ゴボウとレンコンは皮をむき、切って水にさらしておく。また、ニンジンは乱きりに、シイタケは食べやすい大きさに切る。こんにゃくは下ゆでしスプーンを使って食べやすい大きさにする。
(3) 熱した鍋に油をひき、(1)を炒める。
(4) (3)の鶏モモ肉の色が変わってきたら(2)で下ごしらえした野菜とこんにゃくを入れて砂糖を加え全体を混ぜる。
(5) (4)にだし汁と酒、しょうゆを加え、みりんは大さじ2だけ入れて全体を混ぜ、フタをして10分煮る。
(6) 一度(5)のフタをあけて全体を混ぜ、さらにフタをして10分煮る。
(7) フタをあけたら残りのみりん大さじ1を入れ、全体を軽く混ぜたら汁気が少なくなるまで煮たら完成。
●どこか懐かしい日本の味を大切に
筑前煮を食べるとどこか懐かしいそんな気持ちになります。年末年始、バタバタと忙しい季節ですが、今年もホッと安心できる懐かしい味を家族で食べる時間を大事にしたいと思います。
ハレの日の食卓に並べるときには、レンコンを花形にしたり、ニンジンを飾り切りしたり、こんにゃくを手綱こんにゃくにしたり、下ゆでした絹さやで彩りをプラスするのもおすすめです。ちょっとのひと手間で絶品に仕上がるのでぜひつくってみてくださいね。