●3.使い終わったらしまう
すべての画像を見る(全6枚)出しっぱなし、やりっぱなしが汚部屋をつくります。なにかを出して使ったら、使い終わったタイミングでしまいます。
「出したらしまう」なんて、子どもでもできることですが、いつのまにか、出しっぱなしが習慣になってしまった人もいるでしょう。タイムリーに片づけることは、意識すればだれでもできるし、しまうのに大して時間はかかりません。
その都度しまうほうが、あとでまとめてしまうより絶対楽です。何らかの事情で、すぐにしまえなかったときは、できるだけ早くしまうよう心がけてください。
しまいやすくするため、ものの置き場所を決めるなど、収納しやすい工夫をするのもおすすめ。収納については、以前、記事を書いていますので、そちらもチェックしてみてください。
●4.用ずみになったら捨てる
なにかが用ずみになったら、そのタイミングで処分します。スマホや家電を買い替えたとき、古いほうが残っていたら、新しいものが入ったときに、捨ててください。
理想は、なにかがだめになったときに、新しいものを買うことですが、家にまだ使えるものがあるのに、新しいものを買うことも多いですよね。
本を読み終えたときも、本棚に戻すのではなく、ブックオフなど、中古品を引き取ってくれる場所に持っていくもの専用の箱や袋に入れましょう。
わが家では、寄付センターに持っていくもの専用の置き場所をつくっています。
●5.使うものだけを家に入れる
ものが多ければ多いほど、部屋が散らかり、散らかったあとの片づけも大変になります。
家の中には本当に使うものだけを入れてください。うかつに、あれやこれやと家の中に持ち込まないクセをつけると、たとえ、今は雑然とした部屋でも、時間がたつうちに、スッキリした空間になっていきます。
使うものだけを家に入れるためには、買う前に、よく考えてください。「セールだからお得だ」「かわいい」「雑誌で見たやつだ」、こんな理由で買ってはいけません。
「こんなときに、こんな場所で、こんなふうに使う」という理由がはっきりしているものだけを買いましょう。私は、衝動買いをしないように、「これ、欲しいな」「あれがあると便利かも」と思ったら、その商品をノートにつけて、最低1か月は待ち、まだ欲しかったら買うことにしています。
アマゾンのほしいものリストに入れて、後日見直す、という方法を使ってもいいでしょう。とにかく、衝動的に買わないようにすることが重要です。
●50代以降は、「どうでもいいもの」を家に持ち込まない
50歳をすぎると、もう、人生の残り時間が「たっぷりある」とは言えません。所持品の片づけや掃除に時間と体力を使うのはもったいないですよね? いくらいろいろなものを持っていても、死んだら、もう2度と使うことはないのです。
使いたいものや、眺めたいものがあるなら、生きている間にしっかり使って、眺めてください。そのためにも、今の自分の生活に関係のない「どうでもいいもの」は、極力家に持ち込まず、そうしたものを発見したときは、さっさと捨てましょう。