あかずの扉と化した勝手口
すべての画像を見る(全4枚)家事がラクな家を目指したわが家。1階にあるランドリールームに勝手口をつくって、ここから、家の中で出たゴミをゴミ収集場所まで捨てに行ける間取りにしています。収集場所までの距離は、玄関からよりも、勝手口からの方が短い動線。なので、本来便利に使えるはずなのですが…。
実際にこの導線で収集場所まで行こうとすると、鳥よけのネットがジャマをしてゴミを置くことができません(当初、ゴミ収集場所の裏側から捨てることを想定)。結局、玄関から外の道路に出て、ゴミを置くこととなりました…。
土地選びやプランづくりの際、鳥よけのネットの存在に、筆者は気づかなかったのでしょう。これはちょっとミスです。
せめて、ゴミ出し以外にも、使い道がいろいろあればよかったのですが…。ちなみにこの勝手口、ランドリールームにあって、設置場所としてもイマイチ。駐車場からも遠いです。たとえば、日用品を買ってキッチンやストック場所に持ち込むなら、玄関を利用した方が動線的に便利。その結果、今では勝手口はあかずの扉と化しています。
そしてやはり、ここも定期的な掃除が必要です。ドア枠やガラス面が汚れるからです。
加えて、セキュリティ上のデメリットも。勝手口は防犯上もあまり好ましくないので、こんなことなら設置しなくてもよかったかなと後悔しています。
この家づくりを通じて感じたのは、「その場所をどのように使うか、しっかりイメージすることが大切」ということ。また、もし、その使い道をひとつだけで想定していると、実際に住んで、それができなかったときに、ムダになってしまうということです。これから間取りを考える方は、ぜひ参考にしてください。