●SNSでも話題の共感性の高いエンディングテーマ
すべての画像を見る(全7枚)そして、田中さんを語るうえで忘れてはいけないのが、エンディングテーマの『ひとりごつ』です。一度聞いたら耳から離れない優しいメロディーや歌詞、田中さんの透き通る歌声には、「癒やされた」、「感動した」という声が続出。どうして田中さんが歌うことになったのでしょうか?
「地上波の方は、『めざましテレビ』内で放映しているということもあって、曲をつけるというのは難しいと思っていたのですが、YouTubeやFODなどで配信するのにあたり、なにかしらエンディングテーマをつけたかったんです。原作でもナガノ先生が、ハチワレが歌う『ひとりごつ』を書かれていたので、これをエンディングにと決まりました」(障子プロデューサー)
世界観にピタリとはまった田中さんの優しい歌声は、2022年6月22日に発表されたBillboard JAPAN ダウンロード・ソング・チャート(※)で9位にランクイン! 田中さんにレコーディングしたときの思いを教えてもらいました。
「思いっきり歌えて周りの人たちも優しくて楽しかったです。最初に自分の声を聴いてみて、自分が話しているときに聞こえる声と違うので自分の声はあんまり好きじゃなくて(笑)。バンドバージョンと1人で歌うときは少しメロディーが違ったりするので、歌うときにはそこに気をつけていました。バンドバージョンは明るい感じでリズムもいいので緊張はしないですが、1人で歌う方は緊張します」(田中さん)
●なんとFNS歌謡祭にも出演が決定!
そして、12月7日放映の『FNS歌謡祭』に田中さんの出演が決定! 『ひとりごつ』を生パフォーマンスされます。
「今回FNS歌謡祭への出演が決定したのも、もともとFNSチームの方々がちいかわのことが好きだったようで、『ぜひ出演してほしい』と連絡がきたからです。局を代表する音楽番組に出演するのはなかなか難しいと思いますし、最初お話を聞いたときはびっくりしましたね! でも、そういう大きい番組からぜひと言っていただけたのは個人としても、作品にとってもうれしいです」(障子プロデューサー)
そんな大役をまかされた田中さんですが、最初に話を聞いたときは「不安だった」と話します。なかなか生放送で歌うというのは大人でも緊張する出来事ですよね。
「実際にリハーサルをしてみて、生バンドだとすごい迫力がありました! すでに録音されていたバンドと歌うのは全然違って、一緒に歌うのも楽しかったです。多分生放送ですっごい緊張しているんですけど、楽しんで歌いたいなと思っています」(田中さん)
この冷静で大人な発言には思わず周りにいたESSEonlineスタッフも本当に12歳なのかとびっくり! この大人びた一面を持っているのも田中さんの魅力であるのだと、障子プロデューサーも答えてくれました。
「言葉の選び方が大人で、しっかりしたところも田中さんのすごいところですよね。あとは、最初のときからそうでしたが、役をつかむのが早いんです。ハチワレって、ちいかわ・ハチワレ・うさぎのトリオの中では唯一しゃべるキャラクターで、歌も歌ったり大変だと思うのですが、技術的なうまさもありつつ、純粋な子ども心も今の彼だから出せる。大人の声優でも難しい『泣く』などの感情表現もしっかりできて、これはやっぱり田中さんの魅力ですね。
FNSも田中さんが精いっぱい練習しているので、ぜひ当日の演出含めて、ちいかわの世界観を楽しんでいただけるとうれしいです」(障子プロデューサー)
大注目の田中さんが出演するFNS歌謡祭は12月7日18時30分から放送です。ぜひ、田中さんが歌う『ひとりごつ』に注目してみてはいかがでしょうか。
集計期間:6月13日~6月19日