●田中さんが食べられるようになった驚きのもの

何事にも好奇心旺盛で、チャレンジする姿はまさにハチワレそのもの。そんな田中さんは、現在、東京オリンピックで見た「スケボー」にハマっているそうです。

「体験教室に行って、基本の乗る動きやブレーキのかけ方は習ったので進んだりはできるようになったのですが、ワザがまだ全然できないんです。(スケボーに対して)怖いと感じる部分はあるけど、ドキドキだったり、楽しいので、これからも挑戦してみたいです!」

インタビューに答える田中さん
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「あと、最近は豆板醤を食べられるようになりました(笑)! 前、夜ごはんに家族で鍋を食べていたときに、お父さんが豆板醤を入れているのをみて、『僕も入れてみよう!』と思って入れたら、すごくおいしくて。今までずっと、絶対これ辛いでしょ…みたいな感じで食べてなかったけれど、食べてみたら思っていたよりおいしかったです」

想像をしていなかった大人の答えが返ってきて、これには思わずびっくり…! 質問に答えてくれる田中さんの言葉はとても丁寧で、12歳とは思えない落ち着きが感じられます。

「ただ、野菜はほとんど嫌いです(笑)。キュウリは塩と一緒に食べられるんですけど、トマトとかピーマンはあまり好きじゃないですね。でも、食べられるようには…………う~ん…」

そうはにかみながら語る田中さんは現在小学校6年生。学校や仕事に忙しい日々を過ごしていますが、取材した日も家庭科の授業でミシンを習ってきたのだそう。上手にできたか尋ねると「不器用なので苦戦してますね(笑)」と、ここでも大人な一言が。

●将来は昆虫関係の仕事につきたい!

田中さん

いろんなことに積極的にチャレンジしている田中さん。今年がんばったことについて聞いてみると「ちいかわの収録」といい、続けて将来の夢についても教えてくれました。

昆虫がすごく好きなので、昆虫関係の仕事につきたいなって思ってます。(少し虫が苦手だという記者に対して)虫はかわいいですね。いちばん好きなのは『カマキリ』で、捕まえたときにちょっとカマで引っかかれて痛かったということもありました(笑)」

すてきな笑顔で語ってくれたカマキリのエピソードですが、じつは、『ちいかわ』のプロデューサーである障子さんからも田中さんと昆虫にまつわるお話を伺うことができました。

「最近、ちいかわ役の青木さんと田中さんの2人で『めざましテレビ』のロケがあって僕も同行したのですが、お昼休憩のときに田中さんが大好きなカマキリを見つけ、スタッフの方に、『カマキリを入れる箱がないか』を聞き、すっごくうれしそうに段ボールの中にいれていたんですよ。

僕が、『それどうするの?』って聞いたら、『持って帰ります!』って、とても明るく答えていたのがスゴイ印象的でしたね。それまでも子どもらしい面もあると思いつつも、しっかりした大人びたお子さんというイメージが強かったんですけど、そのロケを通して、かわいい男の子というか、すごく親近感がわいて思い出深いです」(障子プロデューサー)

仕事も好きなことにも全力で取り組む田中さん。ちいかわを楽しみにしているESSEonlineの読者にメッセージをいただきました。

「これからもいろんな話があって、僕にとってもおもしろい話もあるので、ぜひ楽しみにしてください!」

記事の後編では、ちいかわのキャスティングや大人気のエンディングテーマ『ひとりごつ』、明日放送のFNSについての話をたっぷりお伺いしています。ぜひこちらもお楽しみに!

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