おいしくて映えるランチもDIY女子ならではの楽しみ!
すべての画像を見る(全31枚)「デザートもある~」とテンションが上がり、写真を撮りまくる海老原さん。
工事現場とは思えない映えランチはDIY女子部名物。
セルフビルドサポーターで料理人のちはるさんが、料理を担当。盛りつけもお見事!
マイホームの参考になり、ものづくりの楽しさも体感
おそろいの作業着に身を包み颯爽と工具を持つ姿は、DIY上級者に見える部員たちですが、上棟まではなかなか作業が進まず、大変なことも多かったそう。
「普段の生活ではこんなに体を動かすことも、こんなに重いものを持つことも、高いところに上ることもないので、いまだに毎回、筋肉痛(笑)」(海老原さん)。
取材日は、軒天を張ったり外壁を塗ったりする作業を実施。家の形が見えてきて、徐々に楽しめるようになってきたそうです。
「丸ノコで板を切るときは集中して頭の中を無にしないと、まっすぐ切れないんです。気持ちのリセットにもつながる、好きな作業です」(海老原さん)。
マイホーム建築中の増田さんは、自宅の壁や床を家族と一緒に塗ったそう。「ここでの経験がなければ、自分でやろうとは思わなかった。DIYのハードルが下がったし、家族も巻き込んだこだわりの家づくりができて、とっても満足しています」。
エアーコンプレッサーを使って、軒に張る板を留めていきます。
塗り壁材「ジョリパット」で外壁を仕上げていく3人。あえてランダムに塗って、味のある仕上がりにしていきます。
素人でも扱いやすのがジョリパットの魅力。コテで大胆に塗っていきます。
「木の加工はひとりの作業が中心でしたが、今はみんなで協力しながらチームワークで作業する機会が増えて楽しいし、やりがいも感じています」(増田さん)
町を歩いていても危険な木があると「チェーンソーがあれば…」と思ったり、建物のつくりが気になったりするそう。セルフビルドの体験を通して、それぞれに新たな世界が広がったようです。
「ヨムーノDIY 女子部」とは:
くらし情報メディア「ヨムーノ」で活躍中のライターと、千葉県長柄町の移住定住コーディネーターでNPO法人ふるさとネッツ理事の井上源太郎さんを中心に発足したプロジェクト。台風被害を及ぼしかねない放置された植林杉を有効活用するため、木の家をセルフビルドしています。活動の様子は、月間利用者数2200万人超の「生活総合情報メディア国内ナンバーワン」(2022年1月現在)の「ヨムーノ」で連載しているほか、長柄町のサイトでも動画配信中