無理なく「小さな暮らし」を実践する人に贈る「ESSE暮らしグランプリ」。今年銀賞を受賞した伊藤優子さんは、「買わない・持たない」を心がけるようにしたら、毎日の家事がラクになったそう。そんな伊藤さんの、暮らしの工夫をご紹介します。

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ゆるSDGsで家事やゴミが最小限に。あるものを生かして豊かに

プラスチック容器をやめ、ゴミを減らしながら家事の手間を省いたり、実家の不要品を上手に活用したり…。エコでありながら、無理せず自然体で、暮らしを楽しむ姿が評価された伊藤さん。

キッチン
無理なく自然体でSDGsを実践する、伊藤さんのキッチン
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「家にたくさんのものがあると、片づけや管理が大変。いらないものは手放し、必要なものを必要な数だけ持つ暮らしにしたら、毎日の家事がラクになりました」

●独断で決めず、家族と相談しながら無理なく手放す

手放すときはひとりで決めず、家族の意見も取り入れながら、上手に巻き込むのが伊藤さん流。

「ラップも私は使わないのですが、夫は必要と言うので残しました。独断で決めると、結局は自分の負担が大きくなります。家族と一緒に、肩ひじはらず、ゆるりと暮らしを楽しみたいです」

「買わない」「持たない」工夫で普段の家事もラクに

たくさんのものを買い置きしたり、「便利そう」といろんなものを持つより、今必要な分だけにした方が毎日の家事もシンプルに!

●持たない:キッチンの消耗品を減らしたらいいことだらけ!

保存容器

プラスチック製の保存容器や袋をやめ、ほうろうやガラス容器に。

おひつ
ご飯はおひつ保存で、おいしさもアップ

「ストックの必要もなく、油汚れも落としやすくて洗い物がラクに」

<無理なく続けるコツ:夫が使いたいものは残して、上手に家事分担>

夫はポリ袋やラップ、スポンジは使いたいと言うので、残すことに。

「夫には夫のやり方があるので、意見を取り入れた方が家事分担もスムーズになります」

●買わない:冷蔵庫の食材は3日で使いきれる分だけ

冷蔵庫

まとめ買いは下処理が面倒なうえ、使いきれないこともあるので、やめたらストレスなしに。

「3日で使いきれる分だけを買って、自家製のタレなどで時短調理しています」