●自家製タルタルソース。いつものおかずに変化を
ピクルスがなくても、家にある野菜を酢漬けにすれば、おいしいタルタルソースが完成します。自家製タルタルソースをつくって、いつものおかずのアクセントに!
すべての画像を見る(全16枚)アツアツの半熟卵に自家製タルタルをたっぷりかけてどうぞ! 卵づくしのレシピです。
材料(4人分)
- 卵 4個
- パン粉、サラダ油 適量
- サニーレタス(ちぎる) 1/4株
- A[タマネギ(みじん切り)1/4個 キュウリ(みじん切り)1本 塩適量 酢大さじ1 ゆで卵(沸騰した湯で9分ゆで・みじん切り)2個 ハム(みじん切り)2枚 マヨネーズ大さじ4]
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家政婦・志麻さんの卵フライ。アツアツの半熟卵に自家製タルタルをたっぷりと
●ブイヤベース風スープでカラダもほっこり。サバ缶レシピ
寒い時期にうれしい、具だくさんのごちそうスープ。サバ缶を使って手軽につくってみてはいかがでしょう?
うま味いっぱいの缶汁もスープに入れるのでムダはありません。アイオリソースを使えば、本場顔負けの味ですよ。
材料(4人分)
- サバ水煮缶 1缶(190g)
- セロリ 1/2本
- タマネギ 1/2個
- ニンニク 1かけ
- オリーブオイル 大さじ1
- トマト缶(カット状) 1缶(400g)
- 水 3カップ
- 塩、コショウ 各少し
- A[卵黄1個分 ニンニク(すりおろす)1/2かけ 酢大さじ1 塩、コショウ各少し]
【つくり方】
(1) セロリは筋を取り、タマネギとともに薄切りにする。
(2) ニンニクは半分に切ってから包丁の背でつぶし、オリーブオイルとともに鍋に入れる。弱火にかけ、香りが立ったら1と塩少しを加えてじっくり炒める。
(3) サバ缶の缶汁、トマト缶、水を加え、ポコポコと沸く程度の火加減で30分ほど煮込む。味をみて塩、コショウをふる。
(4) サバ缶の身を大きく割りながら加え、さっと煮て器に盛る。Aの材料を混ぜてアイリオソースをつくり、スープに落としながら食べる。
[1人分142kcal][1人分86円]
【ポイント】
サバは食べごたえを残すため大きく割り、煮くずれないよう最後に入れます。このひと手間で、おいしさがぐんっと上がりますよ。
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家政婦・志麻さんのサバ缶レシピ。おしゃれなブイヤベース風スープ
●シンプルだけどおいしい。キノコサンドロースト
味つけは塩、コショウだけなのに、志麻さんの手に掛かればおいしく仕上がります。節約食材の代表格・鶏胸肉を使ったシンプルでおいしいレシピです。
ジューシーなキノコがソースにに変身。味つけは塩、コショウだけなんです!
材料(4人分)
- 鶏胸肉大 1枚(350g)
- シイタケ、シメジ、マイタケ 各1パック
- サラダ油 大さじ1
- ニンニク(みじん切り) 1かけ
- 塩、コショウ 各適量
- オリーブオイル 大さじ1と1/2
- パセリ(みじん切り) 小さじ1
【つくり方】
(1) 鶏肉は厚い側から、厚さ半分になるように切り込みを入れて開く。シイタケとシメジは石づきを除き、マイタケとともにみじん切りにする。
(2) フライパンにサラダ油と(1)のキノコ、ニンニク、塩ひとつまみを入れて弱火にかけ、キノコから出てきた水分がほぼなくなるまでじっくり炒める。あまりいじらずしっかり焼きつけ、うま味を凝縮させる。味をみて、たりなければ塩で味つけをする。少し食べてみて「おいしい」と思うまでふる。
(3) (1)の鶏肉に(2)をはさみ、塩、コショウ各適量をふる。まな板に塩、コショウをふってから肉を置き、上から塩、コショウをふれば全面に下味が。
(4) クッキングシートを敷いた天板にのせ、オリーブオイルを回しかける。200℃に予熱したオーブンで30~40分焼く。天板に流れ出たキノコや脂はうま味たっぷりなので、器に盛ったあと、仕上げにかけましょう。
[1人分158kcal][1人分141円]
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伝説の家政婦・志麻さんの鶏胸肉レシピ。味つけは塩、コショウだけ
à table SHIMA vol.03 冬号 (別冊エッセ)
大阪あべの・辻調理師専門学校、同グループ・フランス校を卒業し、ミシュランの三つ星レストランでの研修を修了。日本に帰国し、老舗フレンチレストランなどで15年勤務したのち、「より自由でおおらかなフランスの家庭料理のエッセンスを伝えたい」と家政婦に転身。2015年よりフリーランスの家政婦として独立。訪問先の家族構成や好みに応じた料理が話題を呼び、「予約の取れない家政婦」としてメディアで注目される。フランス人の夫と3人の子どもと5人暮らし。