昨今、ダイエットしている人にも人気の糖質オフスイーツが増えています。とくに、シャトレーゼはその種類も豊富。食文化研究家のスギアカツキさんに、シャトレーゼの注目・糖質オフスイーツについて教えてもらいました。

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シャトレーゼ外観
値上げしない挑戦を続けているシャトレーゼ(写真は、シャトレーゼ西麻布店)
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ここ最近目立つようになっているのが、「糖質オフスイーツ」。洋菓子専門店や大手食品会社が続々と新商品を発表していますが、皆さんは食べてみたことがありますか?

日本は言わずもがなの糖尿病大国。糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1000万人と推計が発表されています(2016年厚生労働省「国民健康・栄養調査」より)。

そんな糖尿病に悩む人々にもおいしいオヤツを届けたいという想いで糖質カットスイーツをつくり続けているのが、「シャトレーゼ」。お店の冷凍コーナーではもちろん、オンラインショップでも購入が可能になっています。
これらの商品は糖尿病に悩む人々を救うための菓子にとどまらず、もっと広くもっと気軽においしく楽しめる存在であるということ。そこで今回は、シャトレーゼの糖質カット菓子の魅力と選び方のコツについてご案内してみたいと思います。

 

●糖質カットシリーズが冷凍コーナーに大充実

シャトレーゼ
冷凍コーナーに糖質カットのケーキが並んでいます

店内では冷凍コーナーを見ると糖質カットタイプのお菓子やパン・ピザがずらりと並んでいます。現在商品数は20種(2022年10月21日時点)。季節によって生ケーキが登場することもあり、私はつい先日まで販売されていたモンブランがお気に入りでした。現在の主流は、冷凍タイプ。冷蔵庫(10℃以下)で6~8時間をめどに解凍すれば食べられるようになっています。価格も通常のケーキよりもややリーズナブルなのが、嬉しいポイントです。

 

●糖質カットをしながらも、おいしさを追求しているのが人気の秘けつ

糖質カット
(左上から時計回りに)糖質50%カットのティラミスロール、糖質50%カットの抹茶ロール、糖質86%カットのどらやき

これらのお菓子達は、砂糖の一部を体に吸収されにくい糖(エリスリトール)や食物繊維に置き換え、小麦粉の一部を食物繊維に置き換えることで作られています。
商品のラインナップは洋菓子がメインですが、その中でひときわ目立つのが、「どらやき」。シャトレーゼの広報担当者いわく、お年寄りや男性まで広く喜ばれている存在なんだそうです。糖質を86%もカットされているにも関わらず、おいしさへのこだわりは軽視せず、小豆の煮汁を加えるなどの工夫で旨味や香りがしっかり感じられるようになっています。