●チェックすべきは糖質量

糖質量比較
カット率だけ見るとショートケーキが優秀ですが、含まれる糖質量はプリンの方が少ない
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糖質カットスイーツを選ぶとき、商品名にもなっている「糖質カット率」に目が行きがちですが、もっとも信頼できる数値は、「糖質量」です。
たとえば、「糖質85%カットのショートケーキ」と「糖質82%カットのプリン」を比較してみましょう。カット率だけで判定するとショートケーキが正解のように思えますが、糖質量としてはプリンの方が少ないのです。カット率はあくまでも同類商品の中での比較。日本食品標準成分表2015年(七訂)の数値を基準に、どの程度糖質カットされているかが計算されているため、実際に含まれる糖質量とは別モノなのです。

つまり大切なのは、糖質量。商品パッケージには必ず数値が記載されていますから、しっかり確認して選ぶのが賢明です。ちなみに厳格な糖質制限をしている場合は5g、ゆるい糖質オフを実践している場合は10g以内が目安になります。

糖質カットバニラアイス

厳しい糖質制限中でも食べられる糖質量5.0g含有のバニラアイスは、定番人気商品の一つ。

 

●チョコレート菓子のおいしい以外の利点

チョコレート商品
(左から)糖質88%カットのとろけるショコラ生チョコ風、糖質86%カットの濃厚チョコショートケーキ

糖質カットスイーツを食べ進めていくなかで、とくに満足度が高かったのがチョコレート菓子です。濃厚でしっとりとした食感や華やかな風味に驚かされますが、もっともインパクトを感じたのは食べた後の軽やかさでした。
濃厚なチョコレートを食べた際、時として感じる重さやしつこさがなく、もたれる感じがほとんどありません。これは糖尿病患者やダイエット中でなくとも、ヘルシーな食生活を実感したい人には大きな魅力になるのではないでしょうか。

チョコレート菓子
チョコケーキはしっとり濃厚でありながら、さっぱりしているので罪悪感がない。糖質量は4.9g

もう一つ気に入ったのが、「糖質82%カットのプリン キャラメルナッツクリーム」です。軽やかな食べ心地と糖質量2.6gという数値は、“夜に食べても罪悪感のないスイーツ”として広く愛されそうです。

キャラメルナッツクリーム
糖質82%カットのプリン キャラメルナッツクリーム

シャトレーゼの糖質カットスイーツは、日頃のヘルシーライフを叶えてくれるだけでなく、社会問題化しつつある糖尿病患者拡大に向けて大きな貢献をしてくれるに違いありません。気になる方は気軽に楽しんでみてくださいね。