乾燥にアルコール消毒で「老け手」が進行している人が増加中! 瑞々しく潤いのある手のために、できることは? ここではコスメライターのMachikoさんが、ドラッグストアで手に入る3つのハンドクリームをおすすめしてくれました。

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ドラッグストアで手に入る、「老け手」防止ハンドクリーム

急に冷え込んで肌がカサつき、ハンドケアが気になる季節になりました。
相変わらず手洗いとアルコール消毒は欠かせない日々なので、手には過酷な環境。放っておくとどんどん「老け手」が進行してしまいます。
それを防ぐには、こまめにハンドクリームを塗って保湿、がいちばんの近道。ドラッグストアで購入できる、「老け手」防止にオススメのハンドクリームをご紹介します。

 

●ハンドクリームはプチプラでもOK。塗り方が大事!

ハンドクリーム3
プチプラのハンドクリームをこまめに塗り直すのがコツ!
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最近はものすごい数のハンドクリームがあるので、どれを選ぶか迷ってしまう人も多いと思います。
「老け手」を回避するためにはなにを使うかも大事ですが、さらに重要なのは日中何度もこまめに塗ることです。

 

キッチン

ハンドクリームを複数持ちして、洗面所、キッチン、寝室など様々な場所に置いておき、手洗いの後、料理の後、ちょっと乾いているなと感じたときに、サッと塗れる状態にしておきます。「取りに行くのが面倒だから後でいいわ」とならずにすぐ塗れるのでオススメです。

 

キーボード

筆者は仕事机、リビング、寝室に置いてこまめに塗り、また外出先用にもバッグにひとつハンドクリームを入れています。
高級なハンドクリームを夜だけ塗ったり、もったいないからとちょびちょび使うよりも、プチプラ価格のハンドクリームを複数持ってこまめに塗る方が「老け手」回避には効きます。

複数持ちのためにも便利な、ドラッグストアで購入できるハンドクリーム3点をご紹介します。

 

●1:「ユースキン ハナ」は驚くほどベタつかないから、作業中にぴったり

ユースキン

「ユースキン」はオレンジのフタのバージョンが有名で、それも保湿力はとても高くオススメですが、スーッとする独特の匂いがあるので好みが分かれるところ。その匂いが苦手な人にはこの「ユースキン ハナ」(50g 770円)がオススメです。

このシリーズはほんのり香りつき。現在4種類の香りと、無香料のバージョンの全5種類あります。
筆者は写真のサクラの香りを愛用しています。香り方の強さもちょうどよく、塗ってしばらくは手を動かすとほんのり香っていますが、強すぎることなく、人工的なツンとするような香りでもありません。

テクスチャーがハンドクリームの中ではかなり硬めなのですが、伸ばしにくいということはなく、また塗ると驚くほどベタつかず、伸ばしていると途中でスルンと軽くなる瞬間があり、それがなじんだサインです。仕事中でも心おきなく塗れます。

うるおい成分としてビタミンB6、ビタミンEが配合されていて、塗ったあと1回水で手洗いするくらいなら落ちません。「しっとり度が高い」という声も多く、自宅でのこまめ塗りに最適です。

 

●2:「ディープナーハンド」はビタミンP入りで血行も促進、水仕事前にも

ディープナーハンド

「近江兄弟社」の「ディープナーハンド」(40g オープン価格)は比較的新しいブランドですが、ビタミンPが配合されているというのが大きな特徴。
ビタミンPには、毛細血管を強くする働きや、血流を改善する働きがあるといわれています。

なので、末端冷え性がひどい人や、手の甲の色がくすんでいる人、また、じつは最近増えているという「大人の手の指のしもやけ」予防のためにも。

テクスチャーはゆるくて柔らかめ。こちらも伸ばすとあっという間になじみ、しばらくは水もパンと弾きます。
塗った後の手触りが“さらしと”で、なめらかになるのも気持ちいい。

ビタミンPのほかに、ワセリン、ビタミンE(酢酸トコフェロール)も配合されています。
店舗によって価格が違うと思いますが、500円前後で購入できるのも魅力。

香りがウッディ、レモン&ジンジャー、ローズの3種類あるので、好みの香りで選んでもよいし、複数持ちして気分や場所で使い分けるのもアリです。