●「自家製冷凍食品」で安くて満足な献立に~京子さん
子ども3人を大学へ進学させた後、夫が亡くなった今も、節約生活で専業主婦を続ける京子さん。節約につながる食生活のコツとは?
(1) 「自家製冷凍食品」で安くて満足な献立に
すべての画像を見る(全11枚)京子さんは結婚当初から、手づくりで冷凍食品をつくっています。
「自分でつくると、市販の冷凍食品よりもおいしく、食卓に並べたときも満足感が高いです。つくるうえで気をつけることは、水分を少なめにすること、どんな料理も火を通してから冷凍することくらいでしょうか。一度火を通しておくと、食べたいときに温めるだけで“すぐ”食べられます。生のままよりも、臭いづらい状態で保管できるのも利点です」
揚げ物はコメ油を使うと、胃もたれしづらいのでおすすめとのこと。
「取りかかるときは、一気に大量につくります。そのほうが安上がりですよ。たとえばギョーザなら100個、鶏ハムなら1kgつくります。できたものはその日の夕飯に並べ、食べなかった分をすべて冷凍庫に入れてしまいます。ほかにもコロッケ、揚げ物、春巻き、ロールキャベツをよくつくります。でも、なんでもつくっちゃいますね」
(2) 冷蔵庫の他に「冷凍庫」を購入
自家製冷凍食品をつくる京子さんは、冷蔵庫の他に、単独の冷凍庫も持っています。現在は4代目。冷蔵庫の冷凍スペースでは収納がたりず、買ったのが始まりです。
子どもが独立し、夫に先立たれた京子さんは、58歳のときに完全にひとり暮らしになりました。今は遺族年金だけで暮らし、相変わらず専業主婦のまま。そんな今でも、買い物では材料を月に2回、まとめ買いすると京子さん。
「自家製冷凍食品があると、自然と買い物に行く回数も減る」と京子さんは言います。
買い物頻度が減ると無駄使いが減り、その結果予算をコントロールしやすく、支出を抑えることにもつながりますね。