●体にいい食材だけど、一方で注意も必要…
すべての画像を見る(全6枚)サツマイモは糖質量が高いので、食べるときはなるべくお米と一緒に食べないことがポイント。お芋は甘みがあって満足度が高く、カリウムや食物繊維も豊富に含まれていますので、栄養価も高いです。
また、カリウムが豊富なことから、体内のナトリウムを体外に排出してくれるので、むくみ対策にも有効です。
ただ、サツマイモに含まれている食物繊維は「不溶性食物繊維」という、便のかさ増しをしてくれるものが多く含まれています。そのため、便秘気味の方が不溶性食物繊維が豊富な食品を食べると、さらに便がつまって出にくくなることも多いのです。
私のダイエットプログラムに受講してくれる方の中でも、サツマイモが便秘にいいと思い、サツマイモばかりを食べ続けていたところ、さらに便秘になってしまって余計に太ってしまったという方が多くいました。便秘がちの方は、「ご飯よりもやせる!」と思ってサツマイモばかりをたくさん食べないように気をつけてくださいね。
また、サツマイモの皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンやクロロゲン酸が含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用が高く、老化や動脈硬化、免疫機能の低下の原因となる活性酸素を取り除いてくれる働きが期待できます。せっかく食べるなら皮まで丸ごと食べるといいですよ!
食べ方や食べすぎやに注意しながら、秋の味覚「サツマイモ」をおいしく楽しんでくださいね。