●気持ちを前向きにしてくれた大切な“繋がり”
なんだかややこしい話になってきました。こんなことばかり書いていると本当に精神を心配されそうだが、じつはそこまで深く思いつめている訳でもない。何故かと言うと、療養中の自分にとって、とてもうれしいことがあり、それが気持ちを前向きにしてくれたから。
一体なにがあったのかというと、療養することがSNSで発表されたあと、心配してくれた友人、知人からメッセージが送られてきたのだ。なんだ、そんなことかと思われてしまいそうだが、とんでもない。これがとてもうれしかったし励みになったのだ。
なかでもうれしかったのは、普段連絡を取り合うことの少ない先輩から、思いがけずメッセージをいただいたこと。さり気ない優しさが身に染みました。ほかにも大いに忙しくて疲れていそうな声優仲間が、その間に隙を縫って何度も励ましのメッセージをくれたり…。
柄になくグッときました。孤独に感じていた療養生活のなかで、皆さんに頂いた見舞いのメッセージが世間との繋がりを感じさせてくれたのです。これによって、「社会にある人」を指しての「人間」でいることができました。
これまでの自分は、具合が悪いときはかえって迷惑かなと、連絡を控えることが多かったのですが、メッセージをもらう立場になってその有難さを痛感しました。
すてきな間合いで支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
これが読まれている頃は、すでに療養を終え復帰していることと思いますが、この間合いを大切に、役者として一層精進していこうと胸に誓いました。
余談ですが、療養中たまたま目にした四国の仁淀川の写真。これぞ夏休み、と言わんばかりの透き通った水面の美しい青にスッカリ心奪われて、今夏なんとかして遊びにいきたいと密かに画策中。嗚呼、早く外出したい（笑）
☆今月の関智通信☆
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