赤身と脂身のバランスがよいアメリカンビーフの肩ロース薄切り肉。こちらを使った味わい深い煮物を、日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんが考案。根菜のおいしさを引き立てる筑前煮のレシピをご紹介します。
アメリカンビーフだからおいしい!笠原流・牛肉の定番和おかず
「アメリカンビーフは、根菜の土の香りと互角に勝負できます!」と笠原さん。
ゴボウやニンジンといった根菜の魅力は、なんといっても力強い土の香り。これに負けないうま味を持つのが、アメリカンビーフです。脂身は決して多くないのに、かむほどにじわじわと味わいが出て、肉のジューシー感が炸裂。それでいて、あと味はさっぱりしているところも和のおかずにぴったりです。
今回のように具だくさんの筑前煮にすると、根菜のおいしさをこれ以上ないほど引き立ててくれます。
●牛ゴマ筑前煮
根菜とアメリカンビーフのコク、ゴマの香ばしさにご飯がすすむ一品!
材料(4人分)
- アメリカンビーフ(薄切り) 300g
- ゴボウ、ニンジン 各80g
- サトイモ 4個
- コンニャク 100g
- シイタケ 4枚
- キヌサヤ 8枚
- ゴマ油、すりゴマ(白) 各大さじ2
- A[だし汁1と1/2カップ しょうゆ、酒、砂糖 各大さじ2]
【つくり方】
(1) ゴボウ、ニンジンはひと口大の乱切りにする。
サトイモは皮をむいてひと口大に切る。コンニャクはひと口大に手でちぎって鍋に入れ、ひたひたの水を加えて火にかける。煮立ったら5分ほど下ゆでし、ザルに上げる。シイタケは石づきを除き、4 等分に切る。キヌサヤはヘタと筋を除く。
(2) アメリカンビーフは包丁の背でたたいてのばし、大きければひと口大に切る。
(3) フライパンにゴマ油を中火で熱し、(2)を炒める。火がとおったら、キヌサヤ以外の(1)を加え、油がなじむまで炒め合わせる。Aを加えてひと煮立ちさせ、アクを除く。弱火にしてアルミ箔で落としぶたをし、15分煮る。
(4) (1)のキヌサヤを加え、2分ほど煮て取り出す。すりゴマを加えて全体を混ぜ合わせ、器に盛ってキヌサヤをのせる。
●だから、アメリカンビーフ!根菜と一緒に炒めてコクを引き出す
牛肉と根菜を炒めることで、それぞれに互いのうま味が移り、コクが倍増。驚くほど味わい深い煮物に仕上がります。
●使ったのはコレ!アメリカンビーフ 肩ロース薄切り肉
赤身と脂身のバランスがよい肩ロースは、肉のおいしさを存分に楽しめる部位。うま味が濃いので薄切りでも味わい深く、肉の存在感をしっかり感じられます。
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問い合わせ先/米国食肉輸出連合会