ステンレストップにして微妙だったこと

1.傷やへこみがつきやすい

細かい傷やへこみ
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ステンレスはタフな素材。しかし、細かい傷やへこみがつきやすい性質があります。写真のように、今では細かい傷がそれなりに。

最初はピッカピカだったので、細かい傷がつくたびに残念な気持ちになっていましたが、今は慣れました。

 

2.思ったより汚れが目立つ

汚れについては、人造大理石よりもステンレスのほうがメリットが多いと感じていました。しかし、ステンレストップも意外と汚れが気になります。ピカピカしてる素材なので、指紋や水滴、小麦粉の粉など、あらゆる汚れが目立つことに。

しかし、これはよいことでもあります。「シルバーは輝いてないといけない!」という思いが働き、キッチンを使ったあとは、必ずマイクロファイバーふきんでふきあげる習慣がつきました。

 

3.時間がたつとくもりが出てくる

ワークトップのくもり

日々きれいにふきあげていても、時間がたつと最初のピカピカは損なわれて、くもりが生じてきます。おまけに、水滴が乾いて水アカになると、これも目立つ…。ずっと放置すると、昔の家みたいなくすんだ輝きのないステンレスキッチンに。

 

磨き上げたワークトップ

しかし、定期的にクリームクレンザー(ステンレスに対応したもの)を使い掃除をすると、上の写真のように、新築のころのピカピカに戻ります。

 

4.食べ物の写真を撮っても映えない

食べものの写真が映えない。これは…完全に盲点でした。料理が好きで、写真をSNSアップするのが好きな方にはステンレストップは向かないかもしれません。

ワークトップに皿をおいた様子

筆者が、ステンレストップで食べ物を撮影すると、こんな残念な結果に…。なんだか映えません。照明が反射するし、ステンレスが背景だとどうも生活感が…。

 

人造大理石のワークトップ

一方、人造大理石のトップで食べ物を撮影すると、いかがでしょう。食べものをおいしそうに見せるだけでなく、お皿もすてきに撮れるのです。

機能面を考えると、ステンレスは耐熱性が高く、割れる心配がなし。タフなので、ズボラ人間でも、気をつかわずにつきあえるなど、よいところはたくさんあります。一方で、意外に掃除が必要という、面倒な一面も。筆者が感じたことを、ぜひキッチンのワークトップ選びの参考に。

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