夏野菜のゴーヤ・ズッキーニ・トウモロコシ・オクラ。たくさん買ってもいつも同じレシピだと飽きてしまうもの。安いときに買って冷凍しておけば、使いたいときに調理ができます。料理家・沼津りえさんに教わったおすすめレシピを紹介するので、日々のレシピにうまく取り入れてみましょう。
ゴーヤは冷凍することでおいしく。おすすめレシピ
すべての画像を見る(全9枚)保存期間は1か月。冷凍すると苦味がやわらぎ、塩もみや下ゆでの処理をしなくてもほどよい味に。
<野菜丸ごと冷凍の基本手順>
1:ふく
野菜についている水気と汚れをとるだけ。水洗いはできるだけ避けて。下処理は必要なし!
2:ポリ袋に入れる
ポリ袋(冷凍専用でなくてOK)に入れ、できるだけ空気を抜いて口を縛る。
3:冷凍室に入れる
完全に凍るまでひと晩ほど。そのあとは、ほとんどの野菜はおよそ1か月保存可能。
・使うときは1分水に浸すだけ
1分ほど水に浸すと表面が少し溶け、トマトやタマネギは皮がつるりとむけます。中は凍った状態でも思いのほか切りやすく、すぐに調理が可能。
●ゴーヤーチャンプルー
苦味がほどよくやわらぐので厚めに切っても食べやすい。
材料(4人分)
- 冷凍ゴーヤー 1本
- 豚バラ薄切り肉 100g
- 豆腐(木綿) 1/2丁(約150g)
- ゴマ油 小さじ1
- 塩、コショウ 各少し
- 卵 1個
- しょうゆ 小さじ2
【つくり方】
(1) 豆腐はペーパータオルで包み、15分ほどおいて水気をきり、食べやすい大きさに手でちぎる。豚肉は3~4cm幅に切る。
(2) 冷凍ゴーヤーは水に1分ほど浸し、縦半分に切ってスプーンなどで種とワタを取り除き、1cm幅の半月切りにする。
(3) フライパンにゴマ油を中火で熱し、(1)の豆腐を入れて両面をこんがりと焼きつける。豆腐をフライパンの端に寄せ、あいているところで(1)の豚肉を炒め、肉の色が変わったら(2)のゴーヤーを入れて炒め合わせる。ゴーヤーに火がとおってしんなりしたら塩、コショウを加える。
(4) 卵を溶きほぐして全体に流し入れる。ある程度固まってきたら全体をさっと混ぜ、しょうゆを回し入れる。
[1人分169kcal]冷凍ズッキーニのおすすめレシピ
保存期間は1か月。冷凍すると青臭さやえぐみがなくなり、生でおいしく食べられる。