●5.夏は睡眠不足や朝食欠食はNGと心得よう
すべての画像を見る(全5枚)睡眠不足や朝食を抜くのは体力の低下を招き、熱中症にかかるリスクがアップ。
「就寝時は通気性や吸水性のよい寝具や衣類で、エアコンを適度に使うなど、ぐっすり眠れるよう睡眠環境を整えましょう。また、1日3食をしっかり食べることで、食品の中に含まれた水分はもちろん、汗で失われる塩分を十分に補うことができます」
●6.のどが渇く前の、こまめな水分摂取を忘れるべからず
日頃からこまめに水分をとる習慣が熱中症対策には大切。
「普段は水やお茶などでOKですが、汗をたくさんかいたときは塩分も補給できるスポーツドリンクなどがいいでしょう。また、飲み物は5~15℃だとカラダへの吸収がよく、冷却効果も大きくなるので、外出時は5~15℃程度に冷やした飲料を保冷ボトルに入れて持ち歩くように」
●7.冷却グッズはフル活用。外出時は日差しをよけて
「カラダ冷却シートや冷感グッズを活用し、暑さから身を守る工夫が必要です。ちなみに首元など太い血管がカラダの表面近くを通っているところを冷やすと、効率よくカラダを冷やすことができます」
外出時は帽子や日傘などで直射日光を避けたり、なるべく日陰を歩いたりするのはもちろん、こまめに休憩を取ることも有効。
暑さ指数と熱中症警戒アラート を覚えておこう!
1日2回発表される、気温と湿度、日射・放射、風の要素を基に算出されたものが「暑さ指数」。さらに「暑さ指数」と連携し、熱中症予防行動を促すため、TVやラジオなどで発信されるのが「熱中症警戒アラート」です。目安として「暑さ指数」が28を超えると熱中症患者が著しく増加し、31以上では屋外での運動は原則中止に。