家に長く住み続けると、さまざまなことが。家電を入れ替えたり、部屋の使い方が変わったり、家具が劣化したり。ハウスメーカーで家を建てて12年になる日刊住まいライターが、長く住んでいると起こりうる悩みや気づきについて語ります。家電サイズのトラブル、備えつけ家具の交換の難しさ…知っておけば、面倒を回避できるかも。

ギリギリ入った洗濯機
家電の買い替えで思わぬトラブルに見舞われることも
すべての画像を見る(全8枚)

長く住んでいれば、家電を買い換えることも

買い替えた洗濯機

ハウスメーカーで家を建てて、12年目に入った筆者の家。建てるときには多くの情報を仕入れ、最善の家を建てたと思っていました。しかし、住み始めてみてこんなはずでは…と思うことも出てきます。

たとえば、洗濯機の置き場に関してです。引っ越してから2回目の洗濯機買い替え時に、問題は起こりました。

子どもが成長したので、洗濯機を大容量のものに。また、掃除がしやすいようにと、一緒にキャスターつきの置き台も購入しようとしたのですが…。

それがまさか、置き台どころか、洗濯機自体も設置できないかもという事態になったのです。

 

洗濯機を買い替え。今までとは違うフタの仕様のヒヤリ!

この家へ引っ越した際は、次男は生まれていません。洗濯容量もとくに気にする必要もなく、以前のアパートで使用していた縦型タイプの洗濯機を持ち込み設置していました。

次の買い替え(つまり、今回買い換える前に使っていた洗濯機)では、下の子どもが生まれたばかりで、とにかく家事の手間を減らしたかったので、乾燥機能重視でドラム式を選びました。

成長した子どもは今、小学生と中学生に。洗濯の量がそれまでより格段に多くなり、洗濯機を1日に何度も稼働させることに。それが面倒で、今回の買い替えでは、洗濯容量重視で再度縦型を選びました。

 

洗濯機のフタ

その際、設置幅と奥行き、高さについてもチェックしていたのですが、ひとつ抜け落ちていた点が。フタを開けたときの高さです。

以前に持ち込んだ縦型は、フタが真ん中で持ちあがり、2つに折れ曲がるタイプ。その次のドラム式は横から出し入れするタイプなので、高さで困るという経験がありませんでした。