●コツ6:マイナーチェンジで夕食にも

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忙しいときは毎日の料理に手が回らなくなるときも。そこで、夜は翌日のお弁当を考えながら夕飯をつくり、朝は、その日の夕飯のことを考えながらお弁当をつくるように。夕食のおかずを多めにつくり、余った分を翌日のお弁当にスライドしたり、余ったお弁当のおかずをその日の夕飯にスライドしたり。少しアレンジすれば食べ飽きません。

 

がっつり食べたい!揚げないチキン南蛮弁当

弁当

食欲モリモリな日のお弁当といえばチキン南蛮。甘酸っぱい鶏肉とこってりタルタルソースで、ご飯がすすみまくり。赤色のえび、黄色のかぼちゃ、緑色のほうれんそうもつめて、彩り、味、栄養バランスもよいお弁当に仕上げました。

●揚げないチキン南蛮

漬物入りタルタルソースをたっぷりかけて。

チキン南蛮【材料(3~4人分)】

  • 鶏もも肉 2枚
  • 塩 適量
  • 酒 大さじ1
  • 薄力粉 適量
  • 溶き卵 1個分
  • A[しょうゆ、酢各大さじ3 砂糖大さじ2 みりん大さじ1]
  • サラダ油 適量
  • タルタルソース(下記参照) 適量

タルタルソース 【材料(つくりやすい分量)】

  • ゆで卵 2個
  • 柴漬け(またはたくあんなど好みの漬物/刻む) 適量
  • B[マヨネーズ大さじ4 砂糖、酢各小さじ1]
  • 塩、コショウ 適量

【つくり方】

(1) 鶏肉は厚みを均等にして食べやすい大きさに切り、塩と酒をまぶして10分間ほどおく。水けをふき取って薄力粉を全体にまぶし、溶き卵を絡める。

(2) フライパンに多めのサラダ油を中火で熱し、鶏肉を並べる。2分間ほど焼いたら上下を返し、もう2分間ほど焼いて火を通し、取り出す。

(3) フライパンの油をざっとふいてAを入れ、鶏肉を戻し入れて弱火にかけて煮絡める。

 

<タルタルソース>

(1) ボウルにゆで卵を入れ、フォークでつぶす。

(2) 柴漬け(またはたくあんなど好みの漬物)、Bを加えてよく混ぜ、塩、コショウ適量で味を調える。

 

●エビのガーリック焼き

【材料(3~4人分)】

  • エビ(殻つき/無頭) 10尾(100g)
  • A[ニンニク(すりおろす)小さじ1/2 オリーブ油大さじ1 塩1つまみ コショウ少々]
  • 5色あられ(市販/またはパン粉や粉チーズ) 適量

【つくり方】

(1) エビは塩適量(分量外)をもみ込み、洗い流す。殻をむいて背ワタを除き、水けをふき取る。Aは混ぜ合わせる。

(2) オーブントースターの天板にアルミ箔を広げてエビを並べ、Aを塗り、5色あられを散らす。オーブントースターで5分間ほど、エビに火が通るまで焼く。

 

●カボチャのマリネ

こんがり焼き色をつけて。ほっくり甘い箸休め。

【材料(3~4人分)】

  • カボチャ 1/4個
  • A[酢大さじ2 砂糖大さじ1 塩、コショウ各少々]
  • オリーブ油 適量

【つくり方】

(1) カボチャは5mm厚さの食べやすい大きさに切る。Aはバットに混ぜ合わせる。

(2) フライパンにオリーブ油を中火で熱し、カボチャを並べ、両面をこんがりと焼いて火を通す。熱いうちに(1)のバットにあけ、そのままおいて冷ます。

 

●ホウレンソウのおひたし

【材料(3~4人分)】

  • ホウレンソウ 1束
  • A[混合だし1カップ しょうゆ、みりん各大さじ1]

【つくり方】

(1) Aを耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、電子レンジに30秒間かけ、粗熱をとる。

(2) 鍋に湯を中火で沸かして塩適量(分量外)を入れ、ホウレンソウをやわらかくなるまでゆでる。ざるに上げて冷水にとり、ギュッと絞って水けをきり、3~4cm長さに切る。

(3) ホウレンソウをボウルに入れ、(1)を加えて30~1時間ほどおく。

 

お弁当をつめる際に、ショウガの甘酢漬け(市販)を添えれば彩りも華やかに!

 

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