駅近物件のデメリットとは?
すべての画像を見る(全5枚)以下に、住宅購入時や住み続けて感じたことを説明します。暮らしながら毎日感じてしまうデメリットは、家の居心地に直結することに。
●価格が高い
一方で、駅近物件は価格が割高になることは避けられません。予算内で購入するために、あきらめなければいけない条件が出てくることもあります。筆者の場合は、土地の広さをあきらめて予算と折り合いをつけました。
●騒音が気になる
駅が近いほど、周囲はにぎやかな可能性が高くなります。お店や交通による騒音などがそれ。場合によっては、深夜や早朝も、音に悩まされることも。
筆者の場合は、大きな通りから1本奥へ入った家を選ぶことにしました。今のところは騒音の被害もなく、静かで心地よく暮らしています。
どうしても周囲の音が気になるときは、二重窓にするなど、騒音対策を検討してもいいかもしれません。DIYや窓のリフォームで、対応できる場合も多いです。
●日当たりがイマイチ…
駅から近い住宅エリアは密集していることも多く、隣家との距離が近いことも多いです。リビングが南向きで開けているとよいですが、そうでない場合は日当たりが心配。
実際、筆者宅のリビングは明るさに不満がありました。生活に支障があるほどではないですが、冬場は夕方には電気をつけたいと感じるほど、日当たりはイマイチ。
そこで、東側の十分明るさのある部屋とリビングの境目に設置されていた2枚のスライドドアを取り除くことで、満足いく明るさを確保できるようになりました。
●運動不足になりがち
駅近の暮らしは便利で快適な反面、歩く機会が減ったことは否めません。日々の暮らしの中で、運動不足を感じることも多くあります。
以前住んでいた家は、駅からはタクシーかバスを利用していましたが、どちらにもうまく時間が合わないこともありました。そんなときは、運動も兼ねて歩いて帰ることも少なからずあり、半強制的にウォーキングの時間に。
現在は、駅から歩いてもすぐ家に着いてしまうので、運動にはなりにくいです。そこで、休日のお出かけはテーマパークや大型ショッピングセンターなど、たくさん歩く場所を意識的に選ぶようにしています。
克服できるデメリットがあるかもしれない
どうしても克服できないデメリットばかりではありません。二重窓にして騒音対策をする、建具を取り除いて光を入れる…。「もしかしたら、なんとかなるかも」ということも想定しながら、物件選びをすれば、選択肢は広がりそうです。
実際の暮らしや将来の住み方を具体的にイメージして、快適に暮らせる家を見つけたいですね。