昼白色のダウンライトで明るく、作業がしやすい
すべての画像を見る(全7枚)キッチンにはダウンライトを4つ設置し、色は昼白色(昼光色と電球色の間につくられた、いいとこどりの自然光に近い色)を選びました。じつはプランの際、ダイニングの照明が電球色なので、キッチンも同じ電球色にするか悩んだ経緯があります。でも実際に調理してみると、わが家の昼白色のライトは手元が見やすく、作業もしやすいです。
とくに、暗い冬場の朝は、ハッキリとした昼白色の照明をつけることで目が覚めて、気持ちの切り替えがしやすくなります。
収納スペースは「立てる」を意識してすっきり
家を建てる前、賃貸住宅に住んでいた頃は、食器やフライパンを重ねて収納していました。下に重ねてある食器などを取り出しにくく、とても不便でした。
現在の新居では、頻繁に使用する食器やフライパンなどは立てる収納にチェンジ。とても出し入れがしやすくなりました。毎日使う食器をガチャガチャさせずに、スムーズに取り出せるようになり、とても気に入っています。
収納量たっぷりのハイカウンターのカップボード
キッチンは、広さの関係でパントリーをつくることができなかったので、カップボードにストック食品を収納しています。収納スペースを確保するために、カップボードのカウンター高さを105㎝とし、ハイカウンターにしました。
カップボードをハイカウンターにしたことで、圧迫感が出ないか心配していましたが、実際に生活してみると存在感のあるカップボードはキッチンの顔となり、5年たった今でもお気に入りの場所となっています。
カウンターは作業スペースや配膳時の盛りつけにも活用できて、とても使い勝手がいいです。
カップボード側にコンセントを多めに設置して正解
家づくりを依頼したハウスメーカーの仕様は、コンロ部分にコンセントを設置するのはオプション扱いでした。そこで、背面のカップボード側にコンセントを多めに設置してカバーしました。カップボードには、2口コンセントが5つ設置してあります。
いまのところ、1か所は電子レンジなどで常に使用していますが、残り4か所あるので、十分にたりています。また、よく使うフードプロセッサーなどは充電式なので、コンロ側にコンセントがなくてもまったく困りませんでした。
設計の段階で、時間をかけてしっかりとプランニングしたおかげで、「こんなはずじゃなかった」ということはほとんどなく、5年たった今も快適にキッチンを使うことができています。これから家づくりをする人の参考になれば幸いです。