●子どもとの約束は“会議”のように時間を確保

こんまりさん3
すべての画像を見る(全3枚)

仕事と家のこととの両立のためには、家族の協力も欠かせません。

「夫とはスケジュールを完全に共有し、お互いの仕事がなるべく重ならないようにしています。手の空いた方が子どもの面倒を見たり、家のことをやったり…。また、娘たちとの時間は、仕事と同じように確保。たとえば、今上の子は裁縫に興味があるのですが、『ペンギンのぬいぐるみをつくりたい』と言われたら、火曜日の16時からなど、会議の予定を入れるのと同じように、一緒にペンギンのぬいぐるみをつくる時間を決めています」

以前は土日にも仕事を入れることがあったそうですが、今は平日が慌ただしいぶん、土日だけはきっちり休むことに決め、家族との時間にしているそうです。

「慌ただしい毎日のなか、『本当に片づけコンサルタントを名乗っていいのかしら?』と自問したくなるほど、家の中が散らかってしまうことも。でも、今はそういう時期なんだからと、自分を責めず、無理しすぎず、家族みんなが気分よく過ごす時間を大切にしようと思いながら、日々暮らしています」

おしゃべりな部屋

近藤麻理恵が片づけてきた1000以上の部屋にまつわる実話を基に、川村元気が紡ぐ7つの部屋の物語。
購入する

後編は6月18日(土)に公開予定です。お楽しみに。